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本多 終盤点火…200バタ「銀」

   
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競泳男子200メートルバタフライ、力強い泳ぎで銀メダルを獲得した本多灯=上甲鉄撮影
競泳男子200メートルバタフライ、力強い泳ぎで銀メダルを獲得した本多灯=上甲鉄撮影

 大橋悠依(イトマン東進)が女子200メートル個人メドレー決勝を2分8秒52で制した。この種目では日本勢初のメダル。400メートル個人メドレーに続く2個目の金メダルで、日本の競泳では2004年アテネ大会、08年北京大会の北島康介以来の2冠を達成した。男子200メートルバタフライ決勝の本多 ともる (ATSC・YW)が1分53秒73で2位。この種目の日本勢はアテネ大会から5大会連続でメダルを獲得した。

計算通り 2人抜き

 本多は冷静に力をためていた。途中でどれだけ順位が低くても、焦ることはない。計算通りだからだ。

 得意とするレースパターンは、ラストスパートでのごぼう抜き。代表を決めた日本選手権でも、最後の50メートルで一気に順位を上げた。萱原茂樹コーチによると、本多の持ち味は「同じ動きをし続けるのが上手」なこと。強豪に比べトップスピードが劣ることは自覚している。だからこそ、中盤までは無駄な力は抜き、自分のペースを刻みながら淡々と機をうかがう。

 50メートル、100メートルの通過は4位。150メートルも4位だった。体力的にも1、2を争うきつさと言われる200メートルバタフライ。相手が落ちてくれば、のみ込むだけだ。この日もラスト50メートルで2人を抜き去って銀をつかんだ。

 男子の「2バタ」は、2004年アテネ五輪から日本勢の山本貴司、松田丈志、坂井聖人が4大会連続でメダルをつないできた。それをさらに「5」まで伸ばした。本多はレース後、興奮冷めやらぬ様子で「ずっと取ってきた種目を途切れさせてはいけないと思った。次は金を狙いたい」と語った。

 医師の父と看護師の母の下に生まれ、3歳から兄の背中を追って水泳を始めた。一方で、幼少期から英語の勉強にも力を入れてきた。「インタビューで英語で話しかけられた時、しっかり英語で答えられたらかっこいい」。世界の舞台で活躍する姿を夢見て努力を続けてきた19歳の若武者に、女神がほほえんだ。(工藤圭太)

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2241478 0 東京オリンピック2020速報 2021/07/28 15:00:00 2021/07/28 15:00:00 競泳男子バタフライ200メートル決勝、銀メダルを獲得した本多灯(28日、東京アクアティクスセンターで)=上甲鉄撮影 https://www.yomiuri.co.jp/media/2021/07/20210728-OYT1I50124-T.jpg?type=thumbnail
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