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[RULES]他艇と波風と駆け引き…セーリング

  
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 セーリングは1900年のパリ大会から採用されている、五輪でも歴史が古いスポーツで、96年アトランタ大会までは「ヨット」の名称で行われていた。海上で行うという競技特性上、他艇のほか、風や波、潮の流れなどの自然条件との戦いにもなる。

 選手たちは、帆で風を受けて得た力を利用して海上を進む。海面に設置された「マーク」と呼ばれるブイを、決められた回数、決められた順序でまわりながら順位を争う。風上にあるマークへは向かい風となり、選手たちは何度か艇を方向転換させる「タッキング」をしながら進むため、ジグザグのコース取りをする。向かい風以外では、風の向きと艇の種類によっては時速50キロを超えることもある。艇同士が衝突したり、選手が海に落ちたりするハプニングも起こる。

巧みに、力強く帆を操り、風を推力に変える
巧みに、力強く帆を操り、風を推力に変える

 10~12回の予選と、予選上位10艇による「メダルレース」が行われる。着順が早いほど得点が低くなり、メダルレースは得点が倍。合計得点が最も低い選手、ペアが優勝する。種目は艇の種類によって分けられ、小さい艇は1人乗り、大きな艇は2人乗りで、東京大会では男子5、女子4、混合1の計10種目が実施される。

完・半・バウ いろんな「沈」

 ◆ ちん =沈没する、の「沈」。艇が完全にひっくり返った状態を「完沈」、沈んだわけではないが、横倒しになった状態を「半沈」、船首から前のめりに転覆することを「バウ(船首)沈」と呼ぶ。選手は「今日、チンしちゃった」などと使用する。

  ◆470級 =船の全長が4メートル70であることが種目名の由来。日本では「ヨンナナマル」と呼ばれる。乗組員2人の適正体重が計130キロ前後で、欧米選手と比べて小柄な日本人に有利とされる。1996年アトランタ、2004年アテネ大会で日本勢がメダルを獲得。

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2244596 0 東京オリンピック2020速報 2021/07/29 15:00:00 2021/07/30 12:44:30 https://www.yomiuri.co.jp/media/2021/07/20210729-OYT1I50104-T.jpg?type=thumbnail
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