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同性婚 家族支えに「金」…飛び込み男子 デーリー

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 水泳・飛び込み男子のトーマス・デーリー(27)(英)は、2017年に脚本家のパートナーと同性婚し、3歳の息子に支えられて競技を続けてきた。26日のシンクロ高飛び込みで中国の5連覇を阻み、4度目の五輪で初の金メダルに輝いた。「家族がいてくれて、長年の夢がかなった」。記者会見では、喜びだけでなく、性的指向への葛藤を乗り越えた自身の半生にも言及した。

男子シンクロ高飛び込みで金メダルを獲得したトーマス・デーリー(左)とマティ・リーのペア(26日)
男子シンクロ高飛び込みで金メダルを獲得したトーマス・デーリー(左)とマティ・リーのペア(26日)

 デーリーは、14歳で08年北京五輪に出場し、母国でアイドルのような人気を得た。一方で、性的指向についてネット上のうわさ話に傷つけられた。地元開催だった12年ロンドン五輪で高飛び込みの銅メダルを獲得。翌年、男性の恋人がいると公表した。当時は19歳で、「社会で望まれるような姿になるべきか。孤独を感じることもあった」という。

 だが、味方になってくれる人もいた。16年リオデジャネイロ五輪のシンクロ高飛び込みで銅メダルに輝いた後、米国の脚本家の男性と結婚。18年は息子との時間を大切にするため休養し、19年に復帰した。

 「息子は、私を見て五輪チャンピオンになりたいと言ってくれる。私の全てで、最高のサポーター」。今大会でようやく頂点に立ち、競技でペアを組むマティ・リー(23)と涙で喜び合った。

 会見では、性的少数者の若いアスリートにメッセージを送った。「仲間がいて、決して孤独ではない。みんなには、何にでもなれると言いたい。私はゲイ(同性愛者)で、金メダリスト。それを誇りに思っている」

(北谷圭)

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2244613 0 東京オリンピック2020速報 2021/07/29 15:00:00 2021/07/29 15:00:00 水泳男子シンクロ高飛び込みで優勝したトーマス・ゲーリー(左)とマティ・リー(26日、東京アクアティクスセンターで)=若杉和希撮影 https://www.yomiuri.co.jp/media/2021/07/20210729-OYT1I50108-T.jpg?type=thumbnail
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