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武良 後半伸ばせず7位…試練越え 泳ぎ抜く 200平

  
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 競泳男子200メートル平泳ぎ決勝で、武良竜也(ミキハウス)は2分8秒42の7位に終わった。男子200メートル背泳ぎ準決勝では、入江陵介(イトマン東進)が決勝に進出し、砂間敬太(同)は敗退した。

競泳男子200メートル平泳ぎ決勝で7位となった武良竜也(29日、東京アクアティクスセンターで)=里見研撮影
競泳男子200メートル平泳ぎ決勝で7位となった武良竜也(29日、東京アクアティクスセンターで)=里見研撮影

 武良はメダルだけを狙っていたから、「すごく悔しい気持ち」と口にした。だが、決勝の舞台で最後まで堂々と泳ぎ抜いた。今後の競技人生には、大きな意味を持つレースだった。

 世界記録保持者のアントン・チュプコフ(ロシア・オリンピック委員会=ROC)ら、強豪ぞろいの中で、何とか先頭に食らいついた。誤算は持ち味の後半で伸びなかったことか。メダル争いには絡めなかった。

 五輪の決勝は、少し前には想像できなかった場所だ。新型コロナの影響もあり、昨年3月に当時の所属先との契約が切れて、引退の危機に立たされた。出身地の鳥取の企業など50社以上に支援を求めたが、色よい返事はなかった。貯金を取り崩し、昨秋までスイミングクラブなどのアルバイトと競技を掛け持ちした。

 練習時間は、早朝の2時間程度に限られ「危機感があって、淡々と練習するのをやめた」。コーチに動画を撮ってもらい、自身の泳ぎを研究し始めた。4月には五輪代表を勝ち取り、ようやく現在の所属先に決まった。

 5月には、新型コロナに感染。ここに来るまで、数々の試練があった。人生を懸けて目指した五輪。スタンドの仲間たちは、大きな拍手を送った。(北谷圭)

 ■ 200背 入江が決勝へ

競泳男子200メートル背泳ぎで決勝進出を決めた入江陵介
競泳男子200メートル背泳ぎで決勝進出を決めた入江陵介

 背泳ぎの第一人者、入江が決勝進出を決めた。持ち味の体幹がぶれない美しいフォームは健在で、全体8位でぎりぎり決勝にコマを進めた。五輪の開催都市が東京でなければ「多分(競泳を)やめていた」と、強い思い入れがある今大会。競泳代表の主将も務める31歳のベテランは、100メートル背泳ぎでは決勝進出を逃したが、2012年ロンドン五輪で銀メダルを獲得した200メートルは意地を見せたいところだ。

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2244641 0 東京オリンピック2020速報 2021/07/29 15:00:00 2021/07/29 15:00:00 競泳男子200メートル平泳ぎ決勝で7位となった武良竜也(29日、東京アクアティクスセンターで)=里見研撮影 https://www.yomiuri.co.jp/media/2021/07/20210729-OYT1I50111-T.jpg?type=thumbnail
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