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村上 軽やか5位、女子個人総合最高位…体操

   
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女子個人総合決勝、平均台の演技をする村上茉愛
女子個人総合決勝、平均台の演技をする村上茉愛

米国勢が5連覇

 女子個人総合決勝が行われ、村上 茉愛まい (日体ク)が計56・032点で5位に入った。ゆかで全体トップの14・000点をマークするなど4種目とも大きなミスなく演技し、予選から得点を伸ばした。スニーサ・リー(米)が計57・433点で初優勝し、米国勢の優勝は5大会連続となった。レベカ・アンドラデは、体操でブラジル女子初のメダルとなる銀を獲得した。

右腕痛み耐え成功

 23位に沈んだ予選から全4種目で得点を伸ばした村上が、女子個人総合で日本勢の過去最高となる5位に食い込んだ。「やっと本来の自分の演技が出せた」。演技を終えると、ぐっと涙をこらえて、笑みを浮かべた。右腕の痛みを乗り越えた 安堵あんど 、親友への思いといった、たくさんの感情が入り交じった表情に見えた。

 最終種目は段違い平行棒。途中の手放し技「閉脚トカチェフ」が難関だった。予選で落下し、団体決勝では右手だけバーをつかみ損ねた。左腕でぶら下がり、演技を続けたが、右肘を痛めた。個人総合決勝は痛みに耐え、きっちり成功させた。

 執念は、親友に向けたメッセージでもあった。

 腰痛で自身が不在のチームを率いて2019年世界選手権に臨み、東京五輪の団体出場権を勝ち取った寺本明日香(ミキハウス)。寺本は足首の故障が重なり五輪代表入りを逃した。

 五輪前の合宿中、寺本から「茉愛のために五輪の権利を獲得したつもり。茉愛が良い演技をしたら私もうれしい」と告げられた。「どんなことがあっても明日香のために頑張る」と誓っただけに、「いい報告ができる」と喜んだ。

 表彰台は逃したが、個人総合の入賞は日本女子3人目の快挙。エースの役割は、確かに果たした。(増田剛士)

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2246374 0 東京オリンピック2020速報 2021/07/30 05:00:00 2021/07/30 05:00:00 体操女子個人総合決勝 平均台で演技を披露する村上茉愛(29日、有明体操競技場で)=三浦邦彦撮影 https://www.yomiuri.co.jp/media/2021/07/20210730-OYT1I50005-T.jpg?type=thumbnail
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