ニュース

準々決勝 なでしこ3失点 終戦 

メモ入力
-最大400文字まで

完了しました

 女子準々決勝4試合が行われ、世界ランキング10位の日本(なでしこジャパン)は5位のスウェーデンに1―3で敗れ、2012年ロンドン大会の「銀」以来となるメダル獲得はならなかった。開始早々に失点し、23分に田中のゴールで追いついたが、後半、右サイドを破られて2点目を奪われ、ビデオ・アシスタントレフェリー(VAR)で判定されたハンドの反則によるPKで突き放された。8月2日の準決勝は豪州―スウェーデン、米国―カナダの顔合わせになった。

栄光から10年 世界と差

スウェーデンに敗れ、肩を落とすなでしこジャパンの選手たち=里見研撮影
スウェーデンに敗れ、肩を落とすなでしこジャパンの選手たち=里見研撮影

 敗退が決まると、岩渕は手で顔を覆った。「ベスト8が自分たちの現在地かな」。金メダルを目標に掲げた旅は、道半ばで終わった。

 7分、クロスに南が競り負け、またもや序盤で失点する悪癖が顔を出したものの、強敵のスウェーデンと渡り合う時間帯はあった。23分、長谷川のピンポイントクロスから、田中の2戦連続ゴールで同点。その後は、岩渕や長谷川が動き回り、パスワークから好機を演出した。だが、後半は2失点。清水が背後を取られて勝ち越され、三浦のハンドが痛恨のPKに。要所で相手のパワーとスピードに屈し、長谷川は「ただただ、力不足」と悔しがった。

 「世界をリードするサッカーをやりたい」。2016年の就任時、高倉監督は高らかに宣言した。U―17(17歳以下)代表監督などの立場で成長を見てきた長谷川や清水を主力に育て、世代交代を進めた。体格面でのハンデを補うための強化合宿も始めたが、19年女子ワールドカップ(W杯)は16強敗退。相手の身体能力とプレスの前に、強みだったパスワークを出し切れたわけではない。

 女子W杯で初優勝したのは11年7月。PK戦で優勝を決めるキッカーを務めた熊谷は、「世界に勝っていくため、何をしないといけないかをもう一回考えるべきだ」と声を振り絞った。なでしこの今後について再考が迫られている。(平地一紀)

  日本・高倉監督 「なかなか闘志が前面に出るチームではなかったかもしれないが、選手たちの心の中に、いつも炎は燃えていた。世界中の女子サッカーの急速な進歩が、自分の計算とはちょっと違っていたが、決して、全く届かない位置にいるとは思わない。(進退は)自分自身の思いはあるけど、ここで言うべきではない」

無断転載・複製を禁じます
スクラップは会員限定です

使い方
2249724 0 東京オリンピック2020速報 2021/07/31 05:00:00 2021/07/31 05:00:00 サッカー女子準々決勝・スウェーデン対日本 スウェーデンに敗れ肩を落とすなでしこジャパンの選手たち(30日、埼玉スタジアムで)=里見研撮影 https://www.yomiuri.co.jp/media/2021/07/20210731-OYT1I50007-T.jpg?type=thumbnail
続きを読む

「サッカー」のニュース

オリンピック 新着ニュース