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男子エペ「金」 フェンシング史上初…金最多17個

  
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素根「金」…柔道

フェンシング男子エペ団体決勝でROCを破り、抱き合って喜ぶ(左から)加納虹輝、山田優、見延和靖、宇山賢(30日、幕張メッセで)=守谷遼平撮影
フェンシング男子エペ団体決勝でROCを破り、抱き合って喜ぶ(左から)加納虹輝、山田優、見延和靖、宇山賢(30日、幕張メッセで)=守谷遼平撮影

 東京五輪は第8日の30日、日本勢が金メダル2個を獲得し、計17個で1大会の過去最多となった。これまでは1964年東京、2004年アテネ両大会の16個だった。フェンシング男子エペ団体決勝で日本(加納 虹輝こうき =JAL、見延和靖=ネクサス、山田 まさる =自衛隊、宇山 さとる =三菱電機)はロシア・オリンピック委員会(ROC)に45―36で快勝。フェンシング全種目を通じ、日本は初優勝となった。

柔道女子78キロ超級の金メダルを手にする素根輝(30日、日本武道館で)=竹田津敦史撮影
柔道女子78キロ超級の金メダルを手にする素根輝(30日、日本武道館で)=竹田津敦史撮影

 柔道女子78キロ超級は、初出場の 素根輝そねあきら (21)(パーク24)が決勝で12年ロンドン大会金のイダリス・オルティス(キューバ)と対戦し、延長の末に指導累積による反則勝ちを収めた。柔道は今大会9個目の金で、アテネ大会の8個を抜き、1大会最多となった。バドミントンは混合ダブルスで渡辺 勇大ゆうた (24)、東野有紗(24)組(日本ユニシス)が、この種目で日本初となる銅メダルだった。

 世界ランキング8位の日本が、同7位でやや格上のロシア・オリンピック委員会(ROC)を圧倒し、日本フェンシング界に初優勝をもたらした。

 団体戦は、各3人が総当たりで戦う。1試合は3分で原則、どちらかが先に5本を取ると交代。決勝の第1試合で、エースの山田が5本先取で勢いをつけた。

 10年以上の「エペ」強化が実った。競技としてのフェンシングは昭和初期、欧州留学の帰国者が伝えた。この時の種目は両腕と頭部以外の胴体を突く「フルーレ」。技術勝負だから小柄でも勝てる。その後に入ってきたエペは突く場所に制限がなく、腕の長さなど体格に左右される面もあり、日本で敬遠されがちだった。

 太田雄貴の2008年北京五輪での男子フルーレ個人銀を契機に、一層の競技普及を目指す強化が始まった。本場の欧州で最も競技人口が多く「キング・オブ・フェンシング」と呼ばれるのはエペ。10年に実績あるウクライナ人コーチを招いた。同時に有望な若手の適性を見極めたところ、フルーレよりもエペに向いている選手もいた。腕が長く、動きが俊敏な中学生当時の山田もそうだった。

 「絶対に勝てると信じていた」と山田。新たな伝統の第一歩を踏み出し、メンバーは固く抱き合った。(畔川吉永)

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2249825 0 東京オリンピック 2021/07/31 05:00:00 2021/07/31 05:00:00 https://www.yomiuri.co.jp/media/2021/07/20210731-OYT1I50034-T.jpg?type=thumbnail
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