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動くグラフィックで見る英の世界新とドレッセルの猛追…競泳新種目・混合リレー

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 東京オリンピックから新種目に加わった競泳混合400メートルメドレーリレーは、イギリスが劇的な追い上げで世界新をたたき出し、金メダルを獲得した。レースの軌跡を動くグラフィックで解析する。

※青は男子選手、赤は女子選手です。
※「速度」の矢印をクリックすると、泳者のスピードを変えることができます。
※5つのグラフィックのうち1番上は累計タイム。2番目以降は泳法別タイムです。誰がどの泳ぎで速かったかなどが一目で分かります。

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TOKYO 2020
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背泳ぎ
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平泳ぎ
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自由形

(グラフィック作成:金子 愛、宮田 玄徳、大久保 達哉)

男女の配置にチームの戦略、好調選手の起用が決め手に

 今大会から採用された混合400メートルメドレーリレーは、各チームとも男女2人ずつが泳ぐ。背泳ぎ→平泳ぎ→バタフライ→自由形と順番は決まっているが、男女をどこに配置するかは任されている。かなりユニークな種目だ。

 「男子の泳力で差をつけたい」と考えると、性別間のタイム差が大きい泳法に男子を投入するのが合理的だろう。今大会の100メートルの優勝タイムを比較すると、平泳ぎが7秒58で最も隔たりがあり、自由形が4秒94で最も差がない。

 また、競泳リレーは波の影響を避けるため、前の方で泳ぐことが有利とされる。これらのことから、従来は男子→男子→女子→女子のパターンで編成されることが多く、今大会の予選でも16チーム中9チームがこの構成だった。

 決勝は違った。上記のように組んだのは3チームだけで、泳ぐ順番にこだわらず、今大会で好調な選手を組み込んだケースが目立った。米国は男子100メートルとバタフライ100メートル(世界新)を制したケレーブ・ドレッセルをアンカーに置いた。

 さて、レース。

 優勝した英国は背泳ぎに女子選手を起用した。6位で引き継ぐと、男子平泳ぎ100メートル金メダリストのアダム・ピーティーが区間1位の力泳で4位に浮上。男子選手のバタフライで首位に立ち、そのまま逃げ切った。

 米国は背泳ぎに男子選手を使って、首位タイで引き継いだ。続く平泳ぎのリディア・ジャコビーは女子100メートル平泳ぎの金メダリスト。ただ、ここには男子100メートル平泳ぎの金銀銅のメダリストがそろっていて、さすがに分が悪い。米国は順位を6位まで下げ、続くバタフライで最下位に後退。アンカーのドレッセルが前を行く女子7選手を猛然と追い上げたが、さすがに届かず、5位に終わった。(編集委員・三宅宏)

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2250451 0 東京オリンピック2020速報 2021/07/31 13:20:26 2021/07/31 13:35:41 https://www.yomiuri.co.jp/media/2021/07/swimminggold.jpg?type=thumbnail
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