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伊藤、さえた高速卓球…勝利した試合は3球以内の得点が60%超

   
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 卓球女子シングルスで伊藤美誠(スターツ)が、この種目で日本初の銅メダルを獲得した。自慢の高速卓球は、強豪相手にも通用することを証明した。さらにメダルを狙う男女団体戦を、データスタジアム社の集計データをもとに展望する。

 多彩なサーブを駆使し、相手レシーブが少しでも甘くなれば強烈な一撃を放つ。考える時間さえ与えない速攻が、伊藤の持ち味だ。

 集計では、サーブ(ミスを含む)を1球目とし3球目までに伊藤が得点した割合は、4回戦のスタシニ(タイ)戦では全得点のうち80%だ。サービスエースやサーブからの「3球目攻撃」などがこれに含まれる。割合が唯一60%を切ったのが、ストレート負けを喫した準決勝の孫穎莎(中国)戦。速攻で仕留められず、ラリー戦で粘れなかった。

 またサーブ側が一般的に有利とされるが、伊藤は多彩な返球で対抗する。レシーブ時の得点率は安定して50%前後だったが、準決勝は27%と相手サーブに苦戦し、防戦一方となった。初の金を目指す団体戦は、シングルス2試合の起用が濃厚だ。「私が全勝して、チームにいい流れを持って来たい」と伊藤。速攻を徹底し、レシーブゲームで粘りたい。

 男子シングルスで早々に敗れた張本智和(木下グループ)。4回戦でバックハンド攻撃が武器のヨルギッチ(スロベニア)に押し切られた。敗因の一つに作戦の不徹底が挙げられる。男子の倉嶋洋介監督は、相手のバックを封じるため、ミドルやフォア側を狙うよう指示したが「徹底できなかった。(バックで)山を張られて打たれた」と振り返る。

 ヨルギッチは第1ゲームの全打球の79%をバックで打っていた。「相手のバック側回避」は最後まで不十分。団体戦では張本の強みを出しつつ、チームの狙いを徹底できるかどうかが、メダル獲得のポイントとなりそうだ。(今井恵太)

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2251924 0 東京オリンピック2020速報 2021/08/01 05:00:00 2021/08/01 05:00:00 https://www.yomiuri.co.jp/media/2021/08/20210801-OYT1I50013-T.jpg?type=thumbnail
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