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川口コーチに背中押されたGK谷、PK戦で好セーブ…サッカー日本4強

   
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谷好セーブ 次戦スペイン

 男子の準々決勝が行われ、1次リーグA組を3戦全勝で突破した日本は、B組を1勝1分け1敗の2位で通過したニュージーランド(NZ)と対戦し、延長戦を終えて0―0のまま、迎えたPK戦を4―2で制した。日本の4強入りは、4位となった2012年ロンドン大会以来2大会ぶり。PK戦では、日本は全員が成功し、GK谷が好セーブを見せた。日本は8月3日の準決勝で、優勝候補のスペインと対戦する。

PK戦でニュージーランドを破り、GK谷晃生(右端)に駆け寄って喜ぶ選手ら=中嶋基樹撮影
PK戦でニュージーランドを破り、GK谷晃生(右端)に駆け寄って喜ぶ選手ら=中嶋基樹撮影

 PK戦4人目の吉田がネットを揺らし、右拳を握って殊勲のGK谷にゆっくりと駆け寄った。21本のシュートを放ちながらゴールを割れず、PK戦の末にNZを振り切り、吉田は「よく我慢したなと思う」と 安堵あんど の表情を浮かべた。守備陣が奮闘しての4強入りだ。

【交代】(日)上田(鹿島)=69分林、中山(ズウォレ)=69分相馬、板倉(マンチェスター・シティー)=91分田中、三笘(川崎)=91分旗手、三好(アントワープ)=106分堂安(ニ)マコワット=51分リード、ジャスト=79分ガーベット、インガム=79分エリオット、チャンプネス=84分ウェイン
【交代】(日)上田(鹿島)=69分林、中山(ズウォレ)=69分相馬、板倉(マンチェスター・シティー)=91分田中、三笘(川崎)=91分旗手、三好(アントワープ)=106分堂安(ニ)マコワット=51分リード、ジャスト=79分ガーベット、インガム=79分エリオット、チャンプネス=84分ウェイン

 1次リーグ3連勝の勢いのまま、日本は序盤から攻勢を仕掛けた。だが、遠藤が決定機で決められず、堂安の至近距離でのシュートは枠を外れた。後半に入り日本の選手の足が止まると、格下のNZも攻勢をかけてきた。

 高さとスピードのある相手の2トップが鋭いカウンター、セットプレーでゴールに迫ってきた。だが、ひやりとするシュートを吉田がはじき返すなど、120分間を無失点で切り抜けた。フル代表でも吉田とセンターバックでコンビを組む冨安は、「やられている感じはそんなになかった」と振り返った。

 森保監督は昨秋、フル代表の欧州遠征で対戦したメキシコ戦で、酒井、吉田、冨安、中山を最終ラインに並べた。ボランチに遠藤を置いた守備陣は、この試合で後半途中まで安定感のある守りで渡り合った。指揮官は「五輪もこのまま行ける」と感じたという。オーバーエージ(OA)枠に攻撃の選手を入れないことになるが、「まずは守備を安定させないと、攻撃陣も生きない」と決断した。

 この日はOAの酒井が出場停止だったが、代役の橋岡が奮闘。最多の6本のシュートを放った堂安は「守備陣に申し訳ない気持ち。次は攻撃陣が助けたい」と言った。薄氷を踏むような試合を制し、53年ぶりのメダルに手をかけた。(星聡)

◆冨安は次戦出場停止

 ニュージーランド戦の後半、今大会2枚目の警告を受けた。準決勝のスペイン戦は出場できない。

大先輩に背中押され

PK戦でニュージーランドの2人目のキックを止めるGK谷
PK戦でニュージーランドの2人目のキックを止めるGK谷

 守護神のGK谷がPK戦で奮闘し、日本に勝利を呼び込んだ。120分を闘い抜き、PK戦の直前、かつて日本代表のゴールを守った川口能活コーチから声をかけられた。「お前が自信を持ってやれば、必ず止められるよ」。その言葉に背中を押され、堂々と相手キッカーに立ち向かった。2人目をドンピシャの反応で止めると、相手の3人目は気おされたのか失敗。激闘を終え、「本当にほっとしています」と充実感に浸った。

  日本・森保監督 「NZが粘り強く守備をしてくるということは把握していた。まずは勝てたことが一番だと思うので、選手の頑張りをたたえたい。疲労がかなりあるので、回復できる環境を整えたい」

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2251954 0 東京オリンピック2020速報 2021/08/01 05:00:00 2021/08/01 05:34:17 サッカー男子準々決勝 日本対ニュージーランド PK戦でニュージーランドの2本目のシュートを止めたGKの谷晃生(31日、カシマスタジアムで)=中嶋基樹撮影 https://www.yomiuri.co.jp/media/2021/08/20210801-OYT1I50018-T.jpg?type=thumbnail
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