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なでしこ「支配率」も後手、欧米は全ての面で進化…サッカー女子 

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 女子の日本(なでしこジャパン)は8強に終わり、自国開催の五輪での金メダル獲得はならなかった。今大会4試合で南米勢のチリから勝利を挙げたが、カナダ、英国、スウェーデンには1分け2敗。身体能力、戦術ともに優れる欧米勢に力の差を見せつけられた。

 高倉監督の就任後、掲げてきたのが「世界と戦える体作り」だった。合宿に個々の身体能力向上を目指すメニューを取り入れて強化を図り、コロナ禍で集まれない間は、持久力や筋力を維持する注意点を各選手に動画で伝えた。大会前、広瀬 統一のりかず フィジカルコーチは「(身体的に)成長が見られる」と自信を示していた。しかし、欧米勢の速さ、スタミナは予想以上で、日本が上回る場面は少なかった。

 2011年女子ワールドカップ(W杯)を制した際、日本の持ち味だった戦術のきめ細かさでも、後手に回った。1次リーグで対戦したカナダ、英国はボール支配率約60%と日本を圧倒し、準々決勝のスウェーデンも攻撃面で日本と互角以上の連係を見せた。MF長谷川(ACミラン)は「スウェーデンや英国は高さもあり、(パスの)つなぎもできた」とこぼした。

 欧州トップクラスの選手には国内リーグ、女子チャンピオンズリーグ、代表戦をこなした上で、リーグ開催時期が違う米国に期限付き移籍して修業を重ねるつわものもいる。日本でも、9月に新プロリーグ「WE(ウィー)リーグ」が開幕するが、強豪国との差を詰めるには、十分とは言い難い。「世界で勝つために何が必要か、各個人も考えて行動すべきだ」。英国を拠点とするFW岩渕(アーセナル)の言葉が重く響いた。(平地一紀)

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