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BMX大池選手のジーンズ、一般製品より高い伸縮性…ジーンズの聖地で開発

 
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 1日に行われた東京五輪の自転車女子BMXフリースタイル・パーク決勝で、岡山市に練習拠点を置く大池 水杜みなと 選手(24)が7位となった。岡山県内では、ともに練習している小中学生の選手らが声援を送った。

女子BMXフリースタイル・パーク決勝で演技する大池水杜選手(1日、有明アーバンスポーツパークで)=守谷遼平撮影
女子BMXフリースタイル・パーク決勝で演技する大池水杜選手(1日、有明アーバンスポーツパークで)=守谷遼平撮影

 決勝は1本60秒の演技を2本行い、高得点の1本が記録に採用される。大池選手は1本目で「バックフリップ(後方宙返り)」にハンドルをひねる動きを加えた大技に挑んだが、転倒。約50秒あった残り時間で演技は再開せず、2本目に勝負をかけた。2本目ではバックフリップや、ハンドルから両手を離す「ノーハンド」を披露。60秒間走りきると、笑顔を見せていた。

 競技後、「転んでもいいから(大技を)決めようと思った。結果は残せなかったけど、楽しいライディングを世界中に見せられたので良かった」とコメントした。

 岡山市南区青江の屋内練習場「ライトBMXパーク」でともに練習する同県美咲町の小学3年の男児(9)は、母とテレビ観戦。1本目で挑戦した大技について「大池選手はこけてもこけても立ち上がって練習していた」といい、「練習では何回も決めていたから悔しい」と残念がった。母は「痛めている体の部分とも向き合って練習してきたと思う。お疲れさまと言いたい」といたわった。

 大池選手からアドバイスをもらうこともあるという岡山市南区の中学2年の男子生徒(13)は「堂々としていて格好良かったし、終わった後はいつもの笑顔だった」と健闘をたたえた。フリースタイル・パークが新種目として行われたことに対しては、「五輪を見て、始める人が増えるとうれしい」と期待した。(松本慎平)

ジーンズ提供のメーカー、中継見守る

大池選手にエールを送るフーヴァルの関係者(倉敷市で)
大池選手にエールを送るフーヴァルの関係者(倉敷市で)

 大池選手が着用したジーンズを提供した同県倉敷市の服飾メーカー「WHOVAL(フーヴァル)」では、社員ら約10人が同市児島小川町の同社工場でテレビ中継を見守り、エールを送った。

大池選手に提供したジーンズの同一モデル。ポケット部分に、日の丸をイメージした刺しゅうを施している
大池選手に提供したジーンズの同一モデル。ポケット部分に、日の丸をイメージした刺しゅうを施している

 「国産ジーンズの聖地」と呼ばれる同市児島地区に、競技団体から競技専用ジーンズ製作の依頼が舞い込んだのは2019年。同社取締役の猪野遼介さん(37)らが地元の同業者と協力し、開発したのが、今回のジーンズだ。一般的な製品よりも伸縮率が6~8割高いストレッチ性に優れた生地を使用。転倒がつきものの競技の性質を踏まえ、ポケット部分の補強に金属製の びょう ではなく、日の丸をイメージした赤い刺しゅうを採用したという。

 猪野さんは「水杜ちゃんの代名詞である『ノーハンド』を五輪の舞台で見られて感慨深い。パリ五輪も目指すなら、引き続き応援したい」と語った。

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2253956 0 東京オリンピック2020速報 2021/08/02 09:21:00 2021/08/02 09:29:35 自転車・BMX女子フリースタイル・パーク決勝で演技する大池水杜選手(1日、有明アーバンスポーツパークで)=守谷遼平撮影 https://www.yomiuri.co.jp/media/2021/08/20210801-OYT1I50131-T.jpg?type=thumbnail
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