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冬季五輪の開幕日に生まれた中村輪夢、初代王者の夢かなわず…1本目失敗で「焦りあった」

   
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 新種目のBMXフリースタイル・パーク決勝で、男子の中村 輪夢りむ (ウイングアーク1st)は85・10点で5位に終わった。93・30点のローガン・マーティン(豪州)が金メダルを獲得した。女子の大池 水杜みなと (ビザビ)は75・40点で7位に沈み、シャーロット・ウォージントン(英)が97・50点で優勝した。

BMX男子フリースタイル・パーク決勝で5位に終わった中村輪夢
BMX男子フリースタイル・パーク決勝で5位に終わった中村輪夢

 1本目の失敗が、中村のリズムを狂わせた。五輪のために用意した二つの新技も不発に終わり「自分の力を出せなかった」と悔しがった。

 演技は1分間。全2本のベストスコアで順位を争う方式で、9選手のうち8番スタートだった。1本目、後ろ回転しながらハンドルを回す高難度の技で、着地が決まらなかった。72・20点で、90点台の海外勢と差がついた。「焦りがあった」という2本目は、85点台までしか上げられなかった。

 気持ちだけでなく、体も万全ではなかった。昨年9月に左かかとを骨折し、リハビリに励んできたが五輪を前に痛みが出た。「2週間は、ほとんど練習できなかった」。痛み止めを飲み、何とか本番に間に合わせた。

 日本時間で、ソルトレーク冬季五輪が開幕した2002年2月9日に生まれ、京都でBMXショップを営む父から、自転車の部品の「リム」に由来する名前が付けられた。漢字は、「車輪」の「夢」で「輪夢」。この種目での初代五輪王者の夢は、惜しくもかなわなかった。

 ただ、出場者で最年少の19歳で、誰よりも伸びしろがある。「走っている時は、楽しかった」。次のパリ五輪が、雪辱の舞台となる。(北谷圭)

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2253701 0 東京オリンピック2020速報 2021/08/02 05:00:00 2021/08/02 07:59:42 自転車・BMX男子フリースタイル・パーク決勝で5位の中村輪夢※1回目(1日、有明アーバンスポーツパークで)=守谷遼平撮影 https://www.yomiuri.co.jp/media/2021/08/20210802-OYT1I50028-T.jpg?type=thumbnail
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