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イタリア勢初の「金」ヤコブス、地元歓喜「歴史作った」…陸上男子100m

  
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 「五輪の華」とされる陸上の男子100メートル決勝で、9秒80を記録し、イタリア勢として初めて金メダルに輝いたラモントマルチェル・ヤコブス(26)。世界最速の夢を射止めた物語に地元は沸いている。

陸上男子100メートル決勝、金メダルを獲得したイタリアのラモントマルチェル・ヤコブス(1日、国立競技場で)=三浦邦彦撮影
陸上男子100メートル決勝、金メダルを獲得したイタリアのラモントマルチェル・ヤコブス(1日、国立競技場で)=三浦邦彦撮影

 米国で生まれたヤコブスは、幼少時に母親の出身地のイタリアへ渡った。今季初めて10秒の壁を突破したばかりだが、決勝までの全3レースで9秒台をマーク、決勝では自らの欧州記録も塗り替えた。数年前から精神面や栄養の専門家による「チーム」を結成したことが、飛躍の背景にあるといい、「何ができるかを示せた。人生最高の日だ」と喜びをかみしめた。

陸上男子100メートル決勝、金メダルを獲得したイタリアのラモントマルチェル・ヤコブス(中央)、銀メダルのフレッド・カーリー(左)、銅メダルのアンドレ・ドグラス(1日、国立競技場で)=飯島啓太撮影
陸上男子100メートル決勝、金メダルを獲得したイタリアのラモントマルチェル・ヤコブス(中央)、銀メダルのフレッド・カーリー(左)、銅メダルのアンドレ・ドグラス(1日、国立競技場で)=飯島啓太撮影

 直前に行われた男子走り高跳びで金メダルを獲得した同じイタリアのジャンマルコ・タンベリ(29)の存在も大きかったようで、けがに苦しんできた仲間の快挙に「金メダルは取れるんだと感じ、自分のレーンに集中した」。イタリアメディアはこの二つの金メダルを盛大に報道。伊紙コリエレ・デラ・セラは「歴史を作った」とたたえ、番狂わせの勝利が起きた経緯を詳報した。サッカーの欧州選手権でイタリアを優勝に導いたロベルト・マンチーニ監督はツイッターに「あなたはまさに物語だ。五輪のメダルは全てすばらしい」と投稿した。

 英紙ガーディアン(電子版)も、「トラック(で一緒に走った他の選手)も含めて多くの人が彼のことをほとんど知らなかったが、彼は自分の力を証明した」と、驚きとともに伝えた。

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2254471 0 東京オリンピック2020速報 2021/08/02 12:15:00 2021/08/02 12:15:00 陸上男子100メートル決勝、金メダルを獲得したイタリアのラモントマルチェル・ヤコブス(中央)、銀メダルのフレッド・カーリー(左)、銅メダルのアンドレ・ドグラス(1日、国立競技場で)=飯島啓太撮影 https://www.yomiuri.co.jp/media/2021/08/20210802-OYT1I50075-T.jpg?type=thumbnail
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