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五輪史上初、男性から女性に性別変更の選手出場…一部女子選手からは不満の声

  
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重量挙げ女子87キロ超級に出場したローレル・ハバード選手=ロイター
重量挙げ女子87キロ超級に出場したローレル・ハバード選手=ロイター

 重量挙げ女子87キロ超級に2日、男性から女性に性別変更したニュージーランドのローレル・ハバード選手(43)が出場した。心と体の性が一致しない「トランスジェンダー」の女子選手の出場は五輪史上初。ハバード選手の試技に世界中が注目したが、試技を3回失敗し、競技を終えた。

 ハバード選手は10歳代から男性として大会に出場していたが、23歳で一度競技を辞め、30歳代半ばに性別適合手術を受けた。その後、女性として競技に復帰し、2017年の世界選手権で銀メダルを獲得した。

 国際オリンピック委員会(IOC)が15年に改定した指針では、トランスジェンダーの女子選手は、男性ホルモンのテストステロンが12か月間、一定の値を下回るなどの基準を満たせば、出場を認められる。ハバード選手はこの基準をクリアしていた。

 これに対し、一部の女子選手などからは不満の声があった。男性時代に形成した骨格や筋肉の優位性が残り、「公平性に疑問がある」との見方があるためだ。IOCは今後、トランスジェンダー選手に関する新たな枠組みを作る方針。

 ハバード選手は7月、「五輪は希望や理想、価値観を世界的に祝うもので、IOCがスポーツを包括的で身近なものにしようとする取り組みに感謝する」との声明を出していた。

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2255769 0 東京オリンピック2020速報 2021/08/02 21:01:00 2021/08/02 21:35:19 Tokyo 2020 Olympics - Weightlifting - Women's +87kg - Group A - Tokyo International Forum, Tokyo, Japan - August 2, 2021. Laurel Hubbard of New Zealand in action. REUTERS/Edgard Garrido https://www.yomiuri.co.jp/media/2021/08/20210802-OYT1I50153-T.jpg?type=thumbnail
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