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タイブレイクで「野球」が「ベースボール」制す、栗原あっぱれ初球バント成功…鹿取義隆の侍解説

 
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日本 7―6 アメリカ

 タイブレイクの十回。アメリカは走者をバントで送らず、「アメリカのベースボール」を貫いた。そこで、栗林がフレージャーを三振に打ち取り、日本に大きな力を与えた。その裏の日本は後攻めの有利さも生かして、アメリカとは対照的に栗原がきっちりとバントで送った。今大会初出場で、いきなりしびれる場面だったが、見事に初球を転がした。

十回、バントを決める栗原
十回、バントを決める栗原

 甲斐の打席で、アメリカはセンターをショートの位置に入れ、内野5人守備を敷いた。日本なら、やらないだろう。初戦で貴重な同点スクイズを決めている甲斐だが、2人しかいない外野に打てばいいという楽な気持で打席に立てた。初球を見事に振りぬいた。きょうはスタメンを外れたが、最後にいい仕事をした。今大会のキーマンだ。

栗林・岩崎・千賀らリリーフ好投

 劇的なサヨナラ勝ちを生んだのは、救援陣の好投だ。田中を救援し、1球で悪い流れを切った岩崎の仕事を忘れてはいけない。千賀は、故障後の不安を払しょくして2回を好投した。そして山崎、大野と、それぞれが持ち味を出した。青柳は2試合続けて結果を出せなかったが、アメリカの打者が変則派投手を苦にせず打ったということを教訓に、対左打者の攻め方を研究したい。

 アメリカとは、また対戦するかもしれない。きょうの攻防を見る限り、投手力は明らかに日本が上だし、打者の力も勝っているのではないか。その手応えを得た点でも、大きな勝利になった。(読売新聞スポーツアドバイザー)

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2256305 0 東京オリンピック2020速報 2021/08/03 00:10:00 2021/08/03 00:39:03 https://www.yomiuri.co.jp/media/2021/08/20210802-OYT1I50204-T.jpg?type=thumbnail
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