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32歳志水 有終の初勝利…水球

  
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肩大けが乗り越え3得点

 今季限りでの引退を表明していた水球男子日本代表の志水祐介(32)(ブルボンKZ)は、五輪の最後の試合で、初めての勝利をつかんだ。2日の1次リーグ最終戦の南アフリカ戦で、自身3得点。左肩の大けがに苦しんだ元主将が、節目の試合でチーム37年ぶりの白星に貢献した。

 両チームとも開幕から4連敗で、1次リーグ敗退は決まっていた。ベンチを温めることが多かった志水が先発出場し、多くの出場時間が与えられた。「(後輩たちが)五輪でメダルを取れる、と目指すことができる第一歩にしたい」と位置づけた試合で、奮闘した。

 海外での経験が豊富で、32年ぶりの出場だった2016年のリオデジャネイロ五輪は主将を務めた。五輪では全敗ながら、気持ちを前面に出した持ち前の熱いプレーで仲間を鼓舞した。左肩の 腱 ( けん ) 断裂に見舞われたのは、翌年のこと。サウスポーの志水にとっては致命傷で、痛みのある朝は、腕を真っすぐ上に伸ばせなかった。恐怖心が拭えず、今も「体とイメージが一致しない」。東京五輪は、集大成の舞台だった。

 攻めの中心を担うセンターフォワードとしては小柄な身長1メートル81の体で戦い抜いた。若い頃は「五輪の出場を目標にすらできなかった」という日本がアジアで強豪となり、本気で世界の上位を目指すようになった。「完璧にやりきった。ここまで頑張った自分を褒めてあげたい」。メダルの夢を後輩に託し、10年以上に及ぶ代表生活を終えた。(北谷圭)

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