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五輪選手・関係者ら累計322人が陽性…半数は警備・清掃などの委託スタッフ

  
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 東京五輪・パラリンピック大会組織委員会は4日、五輪の選手や大会関係者らのうち、新型コロナウイルス検査で陽性と確認された人が少なくとも累計322人となったと発表した。このうち選手は28人。組織委は「一定の陽性者が出るのは想定内」としているが、競技に出られなかった選手もいる。(万屋直、スタッブ・シンシア由美子)

日本在住者6割

 組織委によると、7月1日~8月2日の1か月間で、選手やボランティア、大会スタッフらを対象に50万件の検査を実施し、105人の陽性が判明した(陽性率は0・02%)。これとは別に、空港や民間検査などで陽性が分かった人が217人いたという。

 全陽性者322人のうち、半数は警備や清掃といった業務委託スタッフで、国内在住者は203人だった。

 多くの選手が集う食堂は、感染リスクの高い場所として特に厳しく管理されている。食堂で働く人は身体検査が2回あり、感染防止対策のため、メモ一つ持ち込むことができない。

 食材を扱うアルバイト男性によると、一連の作業が終わる度に手袋をつけ替え、トレーなどは汚れを落とすため、3、4回洗うという。男性は「対策は徹底され、選手たちも静かに食事をしている」と話す。

資格剥奪

 ただ、大会が進むにつれて、ルール違反も出てきた。8月1日には、選手村に滞在していたジョージアの柔道銀メダリスト2人が、観光目的で外出したとして資格認定証を 剥奪はくだつ されたことが分かった。

 順天堂大の堀賢教授(感染制御科学)は「今後、国際的なスポーツの大会を開くにあたっては、今回の五輪で得られた知見を踏まえ、感染状況に応じて開催の可否や観客の有無を科学的な根拠に基づいて判断する指針を策定し、運営することが重要だ」と述べた。

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2262348 0 東京オリンピック2020速報 2021/08/05 01:29:00 2021/08/05 01:29:00
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