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清水、力強さ見せた…空手「銀」恩師「自分をほめて」

  
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空手女子形決勝で気迫のこもった演武を見せる清水希容選手(5日、日本武道館で)=原田拓未撮影
空手女子形決勝で気迫のこもった演武を見せる清水希容選手(5日、日本武道館で)=原田拓未撮影

 日本の「形」のエースは気迫のこもった演武を見せたが、頂点には一歩、届かなかった。空手・女子形で銀メダルの清水希容選手(27)(ミキハウス)は、高校の恩師の教えを胸にプレッシャーと戦った。(行田航)

 大阪市内の道場で空手を始めたのは小学3年の時。年上の女性が披露した形に「かっこいい」と憧れた。道場の先輩たちが通った東大阪大敬愛高(大阪府東大阪市)に進学。今も清水選手が「競技人生の原点」と語る場所だ。

 演武に力強さをつけるため、肉体改造に取り組んだ。食事や筋トレだけでなく、練習の中身を工夫した。一列に並んだ部員が持つミットを連続で打つトレーニングで、ミットを持つ時にわざと「しんどい立ち方」をして、足に筋肉をつけた。

 個人形で同高の5連覇がかかった2年時の高校総体。集中力を欠き3位に敗れた。当時監督だった山田ゆかりさん(60)(現・総監督)は厳しい口調で奮起を促した。

 「依存心を捨てなさい。一人で戦う姿勢がなければ勝てない」。メンタルトレーニングの本を読みあさり、気持ちを整理して試合に臨む大切さを学んだ。

 翌年の高校総体で優勝し、2013年から全日本選手権で7連覇。空手が初採用された東京五輪で代表に選ばれ、金メダルを期待されて臨んだ大会だった。

 ライバルのサンドラ・サンチェス選手(スペイン)との決勝戦。僅差で競り負け、「気持ちが先走ってしまった。もっといい演武ができた」と大粒の涙を流した。大阪で見守った山田さんは「今までにない気迫が伝わった。自分をほめてほしい」とねぎらった。

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2264966 0 東京オリンピック2020速報 2021/08/06 05:00:00 2021/08/06 07:39:52 空手女子形決勝で気迫のこもった演武を見せる清水希容(5日、日本武道館で)=原田拓未撮影 https://www.yomiuri.co.jp/media/2021/08/20210806-OYT1I50022-T.jpg?type=thumbnail
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