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[HEROES]5冠でもおごらず、左腕覆うのは…競泳男子 ケーレブ・ドレッセル 米国

  
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 競泳男子で5冠に輝き、大会の主役の一人となった。50、100メートルの自由形と100メートルバタフライ、リレーでは400メートルのフリーとメドレーを制し、期待通りの大活躍だった。

左腕覆うのは…純真で飾らぬ人柄

競泳男子50メートル自由形で優勝したケーレブ・ドレッセル(1日、東京アクアティクスセンターで)=上甲鉄撮影
競泳男子50メートル自由形で優勝したケーレブ・ドレッセル(1日、東京アクアティクスセンターで)=上甲鉄撮影

 歴史を作り、米国チームを盛り上げ、今大会希少な世界新をたたき出す。左腕全体を覆うのは、米国の象徴のワシ、フロリダ大の象徴のワニ――。でも印象深いのは、マイケル・フェルプス(米)の後継と目されるその強さと、純真で飾らない人柄のギャップだ。

 世界新で制したバタフライの決勝前。招集所で「震えていた」ことを明かす。100メートル自由形で優勝を果たした後は、泣き出した。フェルプスとの比較には、「比べるのは彼に失礼だよ。彼は僕とは別格の選手なんだ。僕は誰かを超えるのではなく、僕だけの『格』でいい」。

 400メートルリレーの後、予選を泳いだチームメートに「自分のを取るまで」と金メダルを預けた。メダル数にもこだわりを見せない。「大切なのは、どんな体験をし、自分について何を学ぶか。それなしにはメダルは意味を持たないから」

 メドレーリレーの後、チームメートと「ありがとう東京」と書かれた横断幕を掲げた。「コロナ禍もあってつらいことの方が多いけれど、その分、喜びは大きくなる。多くの浮沈を経験するから、泳ぐのが楽しいのだ」。日記に、そう書き留めるのだという。(結城和香子)

フェルプス8冠、ボルトは3冠

 6日時点で個人の金メダルは、ドレッセルの5が最多。競泳の女子100メートル自由形などを制したエマ・マキオン(豪)は金4個、銅3個を獲得した。競泳女子のケーリー・マキオン(豪)、アーチェリー女子の安山(韓国)、カヌー・スプリント女子のリサ・キャリントン(ニュージーランド)、陸上女子のエレーン・トンプソンヘラ(ジャマイカ)は3冠に輝いた。

 前回のリオデジャネイロ大会では、体操女子のシモーン・バイルス(米)が4冠、陸上男子のウサイン・ボルト(ジャマイカ)が3冠。「水の怪物」と呼ばれた競泳男子のマイケル・フェルプス(米)は、2008年北京大会で8冠を達成している。

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2268716 0 東京オリンピック2020速報 2021/08/07 14:19:00 2021/08/07 14:40:23 競泳男子50メートル自由形で優勝したケーレブ・ドレッセル(1日、東京アクアティクスセンターで)=上甲鉄撮影 https://www.yomiuri.co.jp/media/2021/08/20210807-OYT1I50140-T.jpg?type=thumbnail
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