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史上最多の金27獲得、五輪メダリストが熱闘振り返る…オメガ社の特設ラウンジ訪問

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 東京五輪で日本代表チームは史上最多となる27の金メダルを含む合計58のメダルを獲得した。1932年ロサンゼルス大会以来、大会で公式計時を務めてきたオメガ社の五輪特設ラウンジをメダリストが訪問し、喜びを語った。

上野由岐子選手(39) ソフトボール金メダル

「ありのままの自分で勝負した」と語った上野選手
「ありのままの自分で勝負した」と語った上野選手

 7月27日の決勝で日本は米国を2―0で破り、2008年の北京大会以来2度目の金メダルを獲得した。ソフトボールは北京大会以降実施競技から外れていたため、日本は13年ぶりに、事実上の「連覇」を果たした。日本は1次リーグを4勝1敗の2位で通過した。決勝は北京五輪の決勝でも先発した上野が先発し、六回途中まで無失点の好投。その後は今大会で大きく成長した20歳の後藤 希友(みう) (20)をはさんで最終の七回には再び上野が登板し、米国打線を抑えて逃げ切った。

 上野選手は「2020大会でソフトボール競技が戻ってきたことは大きなモチベーションになりました。マウンドに立てたことは感謝でしかない」と語った。久しぶりの五輪のマウンドでの心境を聞かれると「緊張感を芯に溜めて、パワーに変えるイメージで緊張感は楽しんでいた。やるべきことはやってきたので、ありのままの自分で勝負するしかなかったと思う」と熱戦を振り返った。

 ソフトボールは次の24年パリ五輪で再び実施競技から外れることが決まっており、28年ロサンゼルス五輪での復活を目指している。

山田優選手(27)、見延和靖選手(34)、加納虹輝選手(23)、宇山賢選手(29) フェンシング男子エペ団体金メダル 

「史上最強チームが東京で夢を果たした」と胸を張るフェンシング男子エペ団体の4選手
「史上最強チームが東京で夢を果たした」と胸を張るフェンシング男子エペ団体の4選手

 7月30日の決勝でロシア・オリンピック委員会(ROC)を45―36で破り、日本フェンシング界初の金メダルを獲得した。団体戦は1チーム3選手で3分9セットを戦う。世界ランキング8位の日本は、準々決勝で16年リオデジャネイロ大会まで3連覇の強豪フランス(世界ランク1位)を45―44で破る大金星。決勝も、終始優位に立って戦い快勝した。日本は過去、08年北京大会男子フルーレ個人の太田雄貴と、12年ロンドン大会男子フルーレ団体で2度銀メダルがあるが、エペ種目でのメダル獲得は初めてとなった。 

 快挙を成し遂げた大会を振り返り、見延選手は「史上最強チームが東京で夢を果たした。チームワーク、絆を切らさずにやってこられたことが金メダルにつながった」と喜んだ。宇山選手は「いろいろなことを乗り越え、オリンピックで競技ができてよかった」とコロナ禍で様々な試練に向き合ったこれまでを感慨深げに振り返った。

 エペは世界ランキングのトップ3を欧州の国が占め、フェンシングの中で最も競技人口が多く、選手層が最も厚い種目。日本人が勝ったことは世界に大きな衝撃を与えることにもなった。山田選手は「エペ種目は、ランプが光った方に点数が入るので、初めての方にも楽しんでもらえるのが魅力。今後とも注目してもらいたい」と、今後のさらなる競技普及にも言及した。

 世界1位のフランスに勝った試合が金メダル獲得に大きな弾みをつけたが、加納選手は「正直なところ、記憶はあいまいだが、追いついてからの最後の1点は、勝つ自信があったということだけは、はっきり覚えている」と語り、見延選手も「楽な試合は一つもなかったが、不思議と負ける気がしなかった。このチームは素晴らしく、根拠はないけれど、自信があった」と話した。

水谷隼選手(32) 卓球混合ダブルス金メダル、男子団体銅メダル

東京五輪を花道に現役引退の意向を示している水谷選手は達成感を口にした
東京五輪を花道に現役引退の意向を示している水谷選手は達成感を口にした

 7月26日の混合ダブルス決勝で水谷、伊藤美誠(20)のペアは、中国ペアを4―3で下して、卓球競技では日本勢初となる金メダルを獲得。男子選手と女子選手がペアを組む混合ダブルスは、東京五輪から新種目として採用された。ともに静岡県磐田市出身で、幼少期からお互いを知る水谷、伊藤組は、息の合ったプレーで勝ち上がった。水谷が安定感のある試合運び、伊藤が変幻自在のサーブとレシーブで流れを呼び込み、決勝では、これまで卓球のメダルをほぼ独占してきた中国とのフルゲームの接戦を制した。

 悲願の金メダルに「中国に今まで負けてきた。五輪で全てをリベンジできた」と語っていた水谷選手は、金メダルを首にかけて「体感としては(実際の重さの)550グラム以上ある」と笑顔を見せた。前日に戦い終わったばかりの男子団体の試合については「準決勝で自分が試合を落としてしまって決勝に進めなかったので、3位決定戦では何とか自分の力で銅メダルを取りたいと思っていた」と、試合にかけた強い思いと、達成感を口にした。

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2279659 0 東京オリンピック2020速報 2021/08/12 13:56:00 2021/08/12 13:56:00 https://www.yomiuri.co.jp/media/2021/08/20210812-OYT1I50040-T.jpg?type=thumbnail
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