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「私のように不器用でも金メダル取れる」入江聖奈選手が凱旋

  
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 東京五輪ボクシング女子フェザー級で金メダルを獲得した鳥取県米子市出身の入江聖奈選手(20)(日体大)が18日、五輪閉幕後、初めて古里に凱旋した。

母のマミさん(左)から花束を受け取る入江選手(米子空港で)
母のマミさん(左)から花束を受け取る入江選手(米子空港で)

 入江選手はこの日午前11時頃、大好きなカエルの柄のマスクを着用し、米子空港(境港市)に降り立った。空港では、入江選手が通うシュガーナックルボクシングジム(米子市)の関係者や市民らの出迎えを受け、「こんなにもたくさんの人に集まってもらい、幸せ者だ」と喜び、母のマミさん(48)らから花束を贈られた。伊木市長らが金メダルを首に掛ける場面もあり、伊木市長は手袋をつけて慎重に扱っていた。

 その後、同空港で開かれた記者会見では、「すごくプレッシャーとか緊張もあったんですけど、地元の方々の温かいご声援のおかげで、なんとかその緊張に打ち勝つことができたので、本当にありがとうございます」と感謝。ボクシングについては「私のような不器用な人でも金メダルを取ることができるというのが最大の魅力」と話し、「きちんと練習とか努力を続けて、しっかりと真剣に向き合っていれば結果はついてくると思うので、ちっちゃい子たちにも頑張ってほしいです」とエールを送った。

砂丘の砂で作ったメダルに笑顔を見せる入江選手(鳥取市で)
砂丘の砂で作ったメダルに笑顔を見せる入江選手(鳥取市で)

 入江選手は、午後には知事公邸で県民栄誉賞と、県勢初の金メダル獲得という快挙を受けて新設された県スポーツ最高栄冠賞の授与式に臨んだ。平井知事から賞状と盾を手渡された式の冒頭は少し緊張気味だったが、鳥取砂丘の砂を固めて作ったというカエルがデザインされたメダルをプレゼントされると顔をほころばせた。

 平井知事は「金メダルという夢を苦労を重ねて手にしたことは、県民の誇りだ。鳥取県も金メダルを『取っとる県』に『カエル(変える)』ことができた」と、得意のダジャレを交えながら称賛。入江選手は「素晴らしい賞を二つもいただいて、金メダルを取った実感がようやくわいてきました」と応じ、「たくさんの方々にお世話になってつかめた金メダルだと思っており、競技生活が終わってからも鳥取県の誇りでいられるような人間を目指して頑張っていきたいと思います」と誓っていた。

 入江選手は、大学卒業とともに競技を引退すると表明している。

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2296742 0 東京オリンピック2020速報 2021/08/19 07:03:00 2021/08/19 07:03:00 砂丘の砂で作ったメダルに笑顔を見せる入江選手(鳥取市で) https://www.yomiuri.co.jp/media/2021/08/20210819-OYT1I50035-T.jpg?type=thumbnail
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