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東京五輪の公式記録映画「東京2020オリンピック SIDE:A」が3日、公開された。東京五輪に関わる人々を、河瀬直美総監督(53)が750日、5000時間にわたって撮影し、選手を中心に据えた「SIDE:A」と、市民に焦点を当てた「SIDE:B」(24日公開)の2部作にまとめた。

東京都新宿区のTOHOシネマズ新宿にも、公開を待ちわびた観客が訪れた。初回上映を見た都内の主婦、西垣俊子さん(50)は「五輪当時のことを思い出した。選手たちの息づかいや競技会場の様々な音が伝わってきた。感動させようとするのではなく、選手の泥臭い部分をリアルに描いていて良かった」と話していた。