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苦難越え、楽しむ余裕…卓球・平野美宇選手 21

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 夢はオリンピックの金メダル――。小学1年の時、全日本選手権(小学2年以下の部)で優勝後、インタビューで初めて夢舞台への思いを口にした。それから15年、東京五輪の日本代表に選ばれ、目標が視界に入ってきた。この1年はコロナ禍と腰痛に悩まされ、苦難の連続だったが、「楽しむくらいの気持ちでコートに立てればいい。今はすごく前向き」と語る。五輪開幕まであと1か月。その笑顔に気負いはない。(記事は6月22日に山梨県版に掲載されました)

逆境を気持ちの切り替えに利用

リモート取材に応じる平野選手(5月10日)
リモート取材に応じる平野選手(5月10日)

 「この1年間は想像していたものとは違った」

 5月10日、報道陣のリモート取材で思わず口にした。これまで国際卓球連盟主催の「ITTFワールドツアー」に毎年参戦し、世界中を飛び回ってきた。ところが、新型コロナウイルスの感染拡大により、ワールドツアーは昨年3月以降中止となり、五輪も延期となった。昨年11月、久々に参加するはずだった国際大会も腰痛で棄権し、思い通りに行かない日々を過ごした。

 それでも、下を向くことはなかった。遠征続きで張り詰めた日々を過ごしていた以前に比べ、むしろ「卓球を楽しむ余裕ができた」。日々の練習にもメリハリが生まれ、実戦から遠ざかっても、「練習でいいプレーができれば、必ず試合でもできる」と自身を鼓舞し続けた。

池江選手の姿に刺激

Tリーグでプレーする平野選手(今年2月、東京都立川市で)
Tリーグでプレーする平野選手(今年2月、東京都立川市で)

 大病を乗り越え、五輪の切符をつかんだ友人の存在も大きい。今年4月の競泳・日本選手権で4冠を制した池江璃花子(20)とは同い年で、連絡を取り合う仲。「大変なことがあっても、くじけずに努力している姿が刺激になった」と語る。

 今年に入ってからは2~3月にカタールで開催された国際大会に出場。五輪の女子団体代表にともに選出されている石川佳純(28)とダブルスを組んで優勝し、状態の良さを感じている。

 現在は大会への出場を控え、合宿での練習に専念して五輪一本に照準を絞る。「お客さんが入らず、想像していた雰囲気とは違うかもしれない。だけど、どんな形でも自分のプレーをしっかり出し切ることを考えたい」。憧れの舞台に立つ日を心待ちにしている。(敬称略、籾井智行)

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2202896 0 オリンピック・パラリンピック 2021/07/13 16:57:00 2021/08/02 20:34:55 https://www.yomiuri.co.jp/media/2021/07/20210713-OYT8I50101-T.jpg?type=thumbnail

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