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荒川静香さん、羽生・宇野・鍵山は「史上最強の布陣」…50年ぶり「表彰台独占」なるか

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 2月8日に始まる北京オリンピック・フィギュアスケート男子では、日本勢の表彰台独占も期待される。実現すれば、冬季大会の日本勢としては、1972年札幌大会、スキー・ジャンプ70メートル級の「日の丸飛行隊」以来のことだ。50年ぶりの偉業の可能性を探った。(読売新聞オンライン)

表彰台独占なるか。最強布陣となった(左から)羽生結弦、宇野昌磨、鍵山優真(昨年12月撮影)
表彰台独占なるか。最強布陣となった(左から)羽生結弦、宇野昌磨、鍵山優真(昨年12月撮影)

 金メダルに最も近いのは、羽生結弦(ANA)だろう。五輪3連覇を狙うこの競技の第一人者。今季は、けがでグランプリ(GP)シリーズは2戦とも欠場したが、昨年12月の全日本選手権では、隙のない演技を披露した。

 宇野昌磨(トヨタ自動車)と鍵山優真(オリエンタルバイオ)のメダルの可能性はどうか。

 宇野は前回の 平昌(ピョンチャン) 大会銀メダリスト。今季は攻めの姿勢を貫きつつ、安定感もある。NHK杯では2018年以来のGPシリーズ制覇を果たした。今季自己ベスト(ISU公認大会のみ)は、日本勢トップ、海外勢を含めても3位につける。

 さらに、18歳の鍵山も実力十分だ。昨年の世界選手権で2位に入った新鋭は、今季のGPシリーズは2連勝。コロナ禍で変則的なシーズンが続いているとはいえ、現在の世界ランキングは2位だ。

 トリノ五輪金メダリストの荒川静香さんは「3人ともメダルを取る実力がある史上最強の布陣」と評価する。

 最大のライバルは、世界選手権3連覇中のネーサン・チェン(米)だ。5種類の4回転ジャンプを武器に、史上最高得点を保持する強豪で、今季もスケートカナダで300点を超えるスコアを出した。

 21歳のビンセント・ゾウ(米)も好調で、10月に行われたGPシリーズのスケートアメリカでは、チェンの2018年世界選手権以来の連勝を止めて優勝した。ちなみに昨年の世界選手権は、優勝がチェン、2位が鍵山、3位が羽生、4位が宇野だった。

札幌五輪のスキージャンプ70メートル級で表彰台を独占した(左から)金野昭次、笠谷幸生、青地清二(1972年2月撮影)
札幌五輪のスキージャンプ70メートル級で表彰台を独占した(左から)金野昭次、笠谷幸生、青地清二(1972年2月撮影)

 50年前の札幌五輪では、スキー・ジャンプ70メートル級で笠谷幸生が金、金野昭次が銀、青地清二が銅を獲得した。この時の読売新聞1面には、「日の丸3本高々と」とともに、「笠谷、初の金メダル」の文字が躍った。冬季大会で日本勢初の金メダルだったのだ。そして、本文には「奇跡の大勝利」とも記された。

 羽生結弦ら日本勢3人がそろって表彰台に上っても「奇跡」ではないだろう。快挙を成しえたとき、どんな名言が生まれ、「日の丸飛行隊」のような愛称は生まれるのか――。楽しみに待ちたい。(世界ランキングなどは1月14日時点)

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