モーグル「銅」の堀島行真「寝ることもなく、ずっとメッセージ見ていた」
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北京オリンピックのフリースタイルスキー男子モーグルで今大会の日本勢第1号のメダルとなる銅メダルを獲得した堀島行真(トヨタ自動車)が一夜明けた6日、張家口メディアセンターで記者会見を開き、「すごくうれしいという気持ちと、安心して次の4年を頑張れるという気持ちが強い」と心境を語った。
昨夜は日付が変わる頃に宿舎に戻ったそう。そこから携帯電話を見ると「たくさんの方からメッセージをいただいていた。寝ることもなく、ずっとメッセージを見ていた」と言う。睡眠時間は「1、2時間ぐらいだったがよく寝られた」と言い「インタビューを含め、すごく楽しい時間になっています」と話した。

今回同様、メダル候補として臨んだ前回
今後の目標として、「僕の理想としては、全て(エア、ターン、速さ)で一番になりたい。それでゴールドメダルが手に入ればそんなうれしいことはない。ただ、東京オリンピックを見ても、パーソナルベストとかワールドレコードとかで勝っている選手はいない。そういうことを経てから、自分の理想を勝ち取っていきたい。金のためには何が必要かを考える」と4年後の五輪では、明確に金メダルを目指す考えを示した。
そのために、エアの難易度を上げることや速さに加え「ターンもあと(満点の)60点まで、あと10点ぐらいある。突き詰めていきたい」と得意のターンをさらに磨くことを明言した。
モーグルの日本男子勢として2大会連続でメダルを獲得したことについては、「(前回銅の原大智含め)僕ら2人が引っ張っていけば強くなれる。これから先の男子モーグルも期待してほしい」と頼もしかった。
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