ウクライナ選手、競技中にテレビカメラの前で「NO WAR」
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ウクライナを巡る緊張が高まる中、北京冬季五輪スケルトン男子に出場したウクライナのウラジスラフ・ヘラスケビッチ選手が11日の競技中、戦争に反対するメッセージを競技中継用のテレビカメラに示した。ロイター通信などが伝えた。

ヘラスケビッチ選手は3回目の滑走後、「NO WAR IN UKRAINE(ウクライナに戦争はいらない)」と記した紙をカメラの前で掲げた。
政治的宣伝は五輪憲章に抵触する可能性もあるが、競技終了後、「普通の人と同じように戦争を望まないのが自身の考えだ。平和のために戦う」と祖国への思いを語った。
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