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北京オリンピックは20日、「氷上の格闘技」アイスホッケー男子がフィンランドの初優勝で終幕した。大会得点王は、初の銅メダルを獲得したスロバキアのFWユライ・スラフコフスキー(17)となった。
スラフコフスキーは出場7試合で7得点をマークし、2位のスウェーデン選手に2点差をつけた。アメリカとの準々決勝で先制ゴールを決め、スウェーデンとの3位決定戦でも2点を奪った。この種目ではスロバキア初のメダル獲得の立役者になった19日、スラコフスキーは「信じられない。いろんな思いがありすぎて言葉を失った」と興奮。7得点には「予想もしていなかったが、現実になった」と驚いた。
フィンランドのクラブチームに所属する身長1メートル92の大型FWで、本場の最高峰リーグ・NHL(北米アイスホッケーリーグ)のチームから今年のドラフトで指名される資格も持つ。北京五輪への選手派遣を見送ったNHLから、注目を集めそうな新星だ。
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