「最後は心で滑った」「僕が魔物だったかもしれない」「とったよー」…選手が残した様々な言葉
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日本が獲得したメダルは金3個、銀6個、銅9個の計18個で、過去最多だった前回大会を5個上回った。4年に1度の大舞台で輝いた選手たちは、雄姿とともに様々な言葉を残した。

大会初のメダルをもたらしたのは、フリースタイルスキー男子モーグルで3位になった堀島
大きな重圧がかかる五輪には「魔物がいる」と言われる。だが、スキージャンプ男子個人ノーマルヒルで優勝した小林陵侑選手(25)には無縁だった。「僕が魔物だったかもしれない」。さらりと言ってのけ、ラージヒルでも2位になった。
スピードスケート女子の高木美帆選手(27)は、5種目に出場。銀メダル3個を獲得して迎えた最終種目の1000メートルで、ついに頂点に立った。「最後に全てを出し切れた。もし金メダルを取れなくても、悔いはないと思えるレースができたことがうれしい」と最高の笑顔を見せた。
半年前、スケートボードで東京五輪に出た平野歩夢選手(23)は、スノーボード男子ハーフパイプで最高難度の技を決めて優勝。「小さい頃の夢がかなった」と喜びつつ、「新たな道がゼロからスタートする」と語り、さらなる飛躍を誓った。
「表彰台に上がった時は、『とったよー』という気持ちだった。メダル最高だな」。初々しいコメントを残したのは、スノーボード女子ビッグエアで3位になり、冬季五輪の日本女子最年少でメダルを獲得した高校2年の村瀬
2大会連続銀メダルで、金を目指していたノルディックスキー複合の渡部