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北京五輪のスピードスケート女子5000メートルで自己新の7分6秒92で10位となった堀川桃香選手(18)が1日、白樺学園高(北海道芽室町)の卒業式に出席し、五輪出場をたたえ「栄誉賞」を授与された。堀川選手は卒業後、日本電産サンキョー入りが決まっていたが、同社が同日、スケート部の今月限りの廃部を発表したため、新たな所属先を探すことになる。

帰国後の隔離が終わり、同日朝に戻ってきた堀川選手は「みんなと一緒に卒業できて、とてもうれしい」と笑顔で話した。世界のトップ選手と戦った経験を「4年あれば、自分でも行けるのではないか。もっと本気になって頑張りたい」と振り返り、「メダルを取って、支えてくれた人たちに恩返しをしたい」と次の五輪への意欲を語った。
卒業後は「スケートに集中できる環境がある」とも話していたが、予定していた所属先の廃部発表。同高関係者は「廃部になるとわかっていたなら、どうして勧誘したのか」「進路は変更ということになる」と戸惑いを隠せなかった。
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