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開催国の中国が、アルペンスキーで立て続けにメダルを獲得している。平昌大会は女子の劉思●（２７）が参加し、メダルはなし。今大会はメダルラッシュとなり、他国の競技関係者らを驚かせている。（●は「丹」に「さんづくり」
自国「成功」へ強化実る
７日に行われた男女のスーパー複合では、計６種目のうち女子で二つの銀と一つの銅を獲得。会場では、中国の選手がゴールするたびに歓声が湧き上がった。
中国からは今大会のアルペン競技に２２人がエントリー。中国メディアなどによると、「成功」が求められる自国開催に向け、２０１６年から本格的に強化を始め、夏季競技から人材を募ったほか、実績豊富なイタリア人コーチを招くなどし、力を養ってきた。
中国のアルペン勢が今大会で獲得したメダルは７日現在、二つの金を含む１０個。女子スーパー複合（座位）で今大会二つ目の銅メダルを獲得した劉は、躍進の理由について「国が冬季スポーツを特別にサポートし、環境を整えてくれたおかげ」と語った。
中国がパラ冬季大会で前回大会までに獲得したメダルは、全競技を通じて車いすカーリングの金１個のみだった。今大会は、この日の男子スノーボードクロス・上肢障害決勝進出者４人を独占するなど、それ以外の競技でも活躍が光っている。（川瀬大介）
