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北京五輪ノルディック複合団体で銅メダルに輝いた岩手県八幡平市出身の永井秀昭選手(38)(岐阜日野自動車)が7日、県庁を訪問し、達増知事にメダル獲得を報告した。3大会連続の出場で「最後の五輪」として臨んだ永井選手は「時間はかかったが、メダルを獲得できて最高に幸せ」と笑顔を見せた。

ノルディック複合で個人ラージヒル(LH)と団体の2種目に出場した永井選手は、団体で日本の28年ぶりのメダルに貢献した。
「経験がないほど過酷だった」という寒さや風の中、前半の飛躍で個人LHを上回る128メートル50を飛んだ。「悪条件はほかの選手も同じ」と割り切り、後半の距離でも2走で先頭集団に食らいついた。メダル獲得後、娘から「一生自慢できる出来事」と祝福されたといい、「自分以上に家族が喜ぶ姿を見てうれしくなった」とはにかんだ。
今後、代表からは引退する意向だが、選手としての進退については言及を避けた。達増知事は「スキーの