スノーボード

北京オリンピック・スノーボードに関する最新ニュースをお伝えします。競技日程・結果、ルール、注目選手も紹介します。

スノーボード 日程

  • 競技実施日競技実施日
  • メダル確定日メダル確定日
競技・種目
スノーボード
競技・種目 2月
2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20
競技・種目
  • 2022年2月1日更新

スノーボード 競技紹介

 1枚ボードに横向きで乗り、留め具で足を固定して雪面を滑走する競技。1960年代に米国で本格的に始まり、サーフィンやスケートボードの愛好者も取り込んで発展した。

 五輪では98年の第18回長野大会から採用された。今回はパラレル大回転、ハーフパイプ、スノーボードクロス、ビッグエア、スロープスタイルに、新種目のスノーボードクロス混合団体が加わった。日本は前回の平昌大会で男子ハーフパイプの平野歩夢が2大会連続銀メダルを獲得するなどしている。

主な見どころ

 スノーボードでは、男子ハーフパイプが最も注目を集めそうだ。20歳の戸塚優斗は21年3月の世界選手権を制するなど、昨季は出場した全ての試合に優勝。北京大会でも金メダルの有力候補に挙がる。世界一と言われる高さのあるエアが持ち味だ。2大会連続で銀メダルを獲得し、スケートボードでも東京五輪に出場した平野歩夢にも期待がかかる。技術の高さは層の厚い日本でもまだまだトップクラス。ブランクもあるが上位に食い込む力はある。19歳の平野流佳もメダルに手が届くかもしれない。

 女子は前回の平昌大会で金メダルのクロエ・キム(米国)が絶対王者として君臨している。日本勢の金メダルは難しそうだが、17歳の小野光希らが表彰台を目指す。

 ビッグエア、スロープタイルは17歳の村瀬心椛が今季のワールドカップ(W杯)女子ビッグエア初戦で自身初の優勝を飾った。着実に力をつけており本番でも上位争いができそう。実績で村瀬を上回るのが鬼塚雅。昨季の世界選手権ビッグエア3位。高難度のエアが武器で、世界選手権の優勝経験もある。平昌大会では結果を出せなかったが、当時から技術も向上しておりビッグエア、スロープスタイルの2種目を制する力はある。平昌大会のビッグエアで4位の岩渕麗楽もメダル争いに加わる力がありそう。男子は、昨季世界選手権で4位の飛田流輝らがメダルも狙える位置にいる。

 スノーボードアルペンの女子パラレル大回転では、14年ソチ大会で銀メダルの竹内智香が昨季から競技に復帰した。3季ぶりに戻ってきたが、21年2月にはW杯の大回転で3位に入るなどまだまだ健在。三木つばきも同3月のW杯で4位に入っており、本番でも上位が目指せそう。

競技方式

 参加選手枠は男女各119人の238人で、種目によって出場枠は25人から32人と異なる。1カ国・地域では最大26人、個人種目は4人まで、団体は1チームが出場できる。出場資格は、21年世界選手権やワールドカップ(W杯)の成績などを基にした2022年1月17日発表のランキング上位者らが獲得。

 パラレル大回転とスノーボードクロスは着順を競い、その他は採点競技。

 ▽パラレル大回転

 高速ターンの技術が要求されるとともに、駆け引きも勝負を左右する種目。並行して同じように設定されたコースを2人で同時に滑る。五輪種目だったパラレル回転は、前回の平昌大会から外れた。

 予選は左右のコースを1回ずつ滑り、合計タイムの上位16人が決勝トーナメントへ進む。同タイムの場合は、1回目のタイムで比較する。決勝トーナメントは1対1で並行コースを同時にスタート。先着が勝者となり、次に勝ち進む。1回戦は予選の上位と下位(1位対16位、2位対15位...)で対戦。左右コースの選択権は、予選の成績上位が持つ。同着の場合、準決勝までは予選成績で勝者を決め、決勝と3位決定戦は同順位となる。

 ▽スノーボードクロス

 激しいウエーブ(起伏)やバンク(カーブ)のあるコースで、複数の選手が同時にスタートして速さを競う。スピードとターンの技術が要求される。「雪上のモトクロス」とも呼ばれ、追い抜きや接触、転倒なども多い。

 (1) 個人

 タイムによりトーナメントのシード順を決める予選は全選手が1人で滑る。1回戦からは各レース4人で競い、コース取りなど駆け引きが重要となる。1回戦以降は各レース上位2人が次戦に進出。5~8位決定戦も行われる。同着の場合は準決勝までは予選の成績で順位を決め、決勝と5~8位決定戦は同順位となる。

 (2) 混合団体

 新種目。男女2人でペアを組み、最大16チームが出場。4チームずつによるレースの勝ち抜きトーナメント制で争われ、1回戦、準決勝、決勝および5~8位決定戦が行われる。組み合わせは国際スキー連盟(FIS)の定めたシードに従って決める。レースはまず第1走として男子が同時にスタート。続いて男子の1着からタイム差順に女子がスタートする。男子で途中棄権などが発生した場合に備え、女子スタートのタイム差は遅くても設定された基準タイムの5%(100秒の場合は5秒遅れなど)とする。2位までが次戦に進出する。決勝と5~8位決定戦で同着の場合は同順位となる。

 ▽ハーフパイプ

 長さ約160メートル、幅18~20メートル、平均斜度18度、壁の高さ最大6.7メートルの半円筒状のコースで両側の壁を往復しながらジャンプ、回転などの演技を行い、採点による得点で争う。

 技の高さ、難易度、完成度の高さ、演技全体の技の多様性を含む全体的な印象が採点される。6人の審判が1人100点満点で採点し、最高点と最低点を除いた4人の平均点が得点となる。ボードをつかむ長さ、見せ方なども細かく採点に反映され、横回転と縦回転が組み合わさったダブルコークが多く組み込まれ、3~4回転などの高回転スピン技も加わって高難度化が進んでいる。

 予選は2回、決勝は3回ずつ滑り、それぞれ最も高い得点が採用となる。予選の上位12人が決勝に進む。決勝のスタート順は、予選の成績下位から。

 ▽スロープスタイル

 形状の異なる複数のジャンプやレール、ボックス、テーブルなどレイアウトされたバラエティーに富んだコースからいくつかのアイテムを選択し、演技しながら滑走して得点で競う。全体の印象、高さ、難易度、完成度、多様性、流れなどの観点から採点し、順位を決定する。

 コースは6部門に分かれ、前半はジブと呼ばれるレール状のアイテムなど三つ、後半はジャンプ台が三つ設置される。審判は9人。部門ごとに採点するトリックジャッジ6人(2部門ごとに2人1組で担当)と演技全体を採点するオーバーオールジャッジ3人に分かれる。採点は100点満点で、得点の配分は概ねトリック60%、オーバーオール40%。

 予選は2回、決勝は3回滑り、それぞれ最も高い得点が採用される。予選の上位12人が決勝に進む。決勝のスタート順は、予選の成績下位から。

 ▽ビッグエア

 前回の平昌大会から採用された。斜度20度以上で30~40メートルの助走がある斜面を滑り降り、キッカーと呼ばれる踏み切り台からジャンプ、空中でエアの技術を披露する。

 6人の審判が1人100点満点で採点し、最高点と最低点を除いた4人の平均点が得点となる。転倒すると、最大30点の減点となる。予選は2回のうち高い得点、または3回のうちの高い方から2回の合計得点が採用され、上位12人が決勝へ進む。決勝は3回の試技で高い方から2回の合計得点で順位を決める。決勝のスタート順は予選の成績下位から。

競技紹介本文は時事 Copyright © JIJI PRESS Ltd. All Rights Reserved.
新型コロナウイルス感染拡大を防ぐため、今後の大会日程は変更になることがあります

スノーボード 新着ニュース

オリンピック 新着ニュース