日本の新星(下)スマッシュ破壊力抜群

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バドミントン 今井大湧 20(日体大)

アジアパラで頂点を狙うバドミントンの今井大湧
アジアパラで頂点を狙うバドミントンの今井大湧

 1メートル78の細身の体から放つジャンピングスマッシュは、角度もあって破壊力満点。生まれつき右前腕部に障害を抱えるが、それをハンデだと感じたことはなく、コートを縦横に駆け回る。大学のバドミントン部では健常者とまじってトレーニングに励んでいる今井は「アジアパラは今年一番の大会。いい結果を出したい」と頂点を狙っている。

 小学4年で競技を始め、愛知・愛工大名電高では全国高校総体出場を目指し、シャトルを追い続けた。転機は高校2年のころ。父親や周囲からパラへの転向を勧められた。もちろん、高校総体出場の夢は断ちがたく、最初は戸惑った。だが「自分にしかできないこと」などと説得されると、徐々にパラの大会も掛け持ちで出場するように。2020年東京大会からパラバドミントンが正式競技となっていることにも後押しされ、日体大入学に合わせ、パラ1本で生きていくことに決めた。

 今井のクラスはコートの使い方も健常者と一緒で、結果はすぐについてきた。昨年の世界選手権はシングルスで銅メダル、アジアユースパラ大会はシングルスで金メダルと国際大会でも実績を残し、一気にエース格となった。課題については、「レシーブが苦手で、守りが得意じゃない」と言い、積極的に攻めるスタイルで勝ちを目指す。

 2年後の目標は金メダルで「アジアのレベルは高いので、そこで勝つことが2020年につながることだと思ってやる」。若きエースの決意だ。(清水暢和)

 ◆バドミントン 基本的に健常者とルールは同様。ネットの高さ、コートのサイズも同じだが、一部のクラスではコートの半面のみを使う。パラリンピックでは2020年東京大会から採用される。

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43122 0 トピックス 2018/10/04 04:00:00 2018/10/04 04:00:00 アジアパラ連載用・練習するパラバドミントンの今井大湧(21日、東京都江戸川区のヒューリック西葛西体育館で)=菅野靖撮影 https://www.yomiuri.co.jp/media/2019/01/20181003-OYT8I50013-T.jpg?type=thumbnail

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