新目隠し、陰の立役者…ゴールボール快進撃

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ゴールボール女子、ゴールを守る浦田理恵(右)と天摩由貴=菅野靖撮影
ゴールボール女子、ゴールを守る浦田理恵(右)と天摩由貴=菅野靖撮影

 ジャカルタで行われているアジアパラ大会は、ゴールボールの日本代表が順調に1次リーグで勝ち星を積み重ねている。9日現在、女子は4勝負けなしで、男子が1勝1分け。専用アイシェード(目隠し)の開発が、日本の競技力向上に一役買っているようだ。

 ゴールボールは目隠しをした状態で、鈴が入った重さ1・25キロのボールを投げ合い、得点を競う。コートでプレーするのは1チーム3人。守備の際、選手は高速で転がってくるボールに体を投げ出して、ゴールを防ぐ。ボールが顔を直撃するケースも珍しくない。

 スポーツ用サングラスを製造販売する「山本光学」(本社・大阪)は、約20年間、スキー用ゴーグルに黒のシートを入れるなどした用具をゴールボール代表選手に提供してきた。しかし、厚みが不十分で軟らかいため、ボールが顔に当たったときの、目の周囲や鼻への衝撃が強かった。そこで同社は約1年半、テストを繰り返し、8月に専用アイシェードを完成させた。

ゴールボールで選手たちが装着する新型アイシェード
ゴールボールで選手たちが装着する新型アイシェード

 新製品はフレームとレンズ部分を一体化させ、正面に丈夫な素材を使用して、衝撃を和らげている。女子代表の浦田理恵(アソウ・ヒューマニーセンター)は「つけ心地が良い」と語り、市川喬一監督も「外国製に比べ、汗がつきにくい。日本企業の支援は心強い」と感謝を口にする。

 白と赤を組み合わせるなど明るい印象を与えるデザインにしたのは、近年、視覚障害の有無にかかわらずゴールボールを楽しむ人が少しずつ増えているから。来年2月ごろから一般向けにも販売される予定で、競技普及の面でも追い風になると期待を集めている。(ジャカルタ 畔川吉永)

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43956 0 トピックス 2018/10/10 15:00:00 2019/07/24 12:29:17 アジアパラ大会・女子ゴールボール・日本-中国・体を張ってゴールを守る浦田理恵(2)と天摩由貴(7日、ジャカルタで)=菅野靖撮影 https://www.yomiuri.co.jp/media/2019/01/20181010-OYT8I50059-T.jpg?type=thumbnail

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