義足の走り方指導 パラ陸上 ポポフ氏

メモ入力
-最大400文字まで

完了しました

ポポフ氏(中央)が指導する下肢切断者向けのランニング教室(千葉県浦安市で)=オットーボック・ジャパン提供
ポポフ氏(中央)が指導する下肢切断者向けのランニング教室(千葉県浦安市で)=オットーボック・ジャパン提供

 2016年のリオデジャネイロ・パラリンピック陸上男子走り幅跳び(切断などT42)金メダリストで、今年8月に現役を引退したハインリヒ・ポポフ氏(35)(独)が先月末、千葉県浦安市で下肢切断者向けのランニング教室のイベントを開き、パラスポーツの普及をPRした。

 ポポフ氏は12年からドイツの義足メーカーと協力し、欧米を始めブラジル、中国、インドなど各国で教室を実施し、日本では4回目の開催。17年世界選手権女子走り幅跳び銀メダリストの前川かえで(チームKAITEKI)らも過去に教室で指導を受けている。

 今回の参加者9人はスポーツ用義足を使うのは初めてという人がほとんど。ポポフ氏は、現役時代にライバルだったリオ・パラ銀メダルの山本篤(新日本住設)とともに義足の装着方法やバランスの良い歩行、ランニングの基本的な体の動かし方などを丁寧に教えた。強調したのは走ることで得られる充実感。「障害者の人生をより豊かにするきっかけを教室で作れれば。自分に自信を持つことが大切」と話す。

 ポポフ氏らの努力もあり、ドイツでは競技用義足が小学校に配布されるようになったという。各国での障害者スポーツの更なる普及を目標にし、日本についても「パラリンピック開催だけが目標ではない。障害者の人生を向上させる取り組みが増えれば」と期待を寄せている。(畔川吉永)

無断転載禁止
49844 0 トピックス 2018/11/14 15:30:00 2019/07/24 12:29:43 ポポフ氏(中央)が指導する下肢切断者向けのランニングクリニック(千葉県浦安市で) https://www.yomiuri.co.jp/media/2019/01/20181116-OYT8I50000-T.jpg?type=thumbnail

おすすめ記事

読売新聞購読申し込み

アクセスランキング

読売IDのご登録でもっと便利に

一般会員登録はこちら(無料)
ページTOP
読売新聞社の運営するサイト
ヨミダス歴史館
ヨミドクター
発言小町
OTEKOMACHI
元気ニッポン!
未来貢献プロジェクト
The Japan News
美術展ナビ
教育ネットワーク
活字・文化プロジェクト
よみうり報知写真館
読売新聞社からのお知らせ