2020へ駆けろ…パラ馬術、強化費増で躍進

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全日本パラ馬術大会で個人規定演技を行う鎮守美奈(24日、兵庫県三木市で)=畔川吉永撮影
全日本パラ馬術大会で個人規定演技を行う鎮守美奈(24日、兵庫県三木市で)=畔川吉永撮影

 2020年東京パラリンピックでのメダル獲得を目指し、パラ馬術の強化が進んでいる。

 東京大会開催が決定後、日本障がい者乗馬協会に対する強化費が増え、今季は強化指定選手を対象にした国内合宿や強豪の海外遠征を数多く実施。9月の世界選手権(米ノースカロライナ州)では、5段階の障害のうち程度が最も軽いグレード5で中村公子(シュタール・ジーク)が日本勢初の銅メダルを手にした。

 11月23~25日に兵庫県三木市で行われた全日本パラ馬術大会では、アテネ・パラリンピック代表の鎮守ちんじゅ美奈(明石乗馬協会)ら実績ある選手に加え、日本中央競馬会(JRA)元騎手の高嶋活士かつじ(ドレッサージュ・ステーブル・テルイ)らも存在感を見せた。

 高嶋は障害レース中の落馬で負傷し、右半身にマヒが残ったため騎手を引退、パラ馬術に転向した。「スピードを競う競馬から、3季目になってようやく馬術(戦い方)が分かってきた。競争は激しいが、代表に入りたい」

 リオデジャネイロ・パラリンピック代表監督を務めた乗馬協会理事長の三木則夫氏は「選手の層が厚くなってきた。(今季)数千万円を投じた強化の成果」と言う。

 パラリンピックに出場するには「選手のみの出場資格」ではなく、「選手と馬のコンビでの出場資格」が要件となっている。選手は、呼吸の合う馬を確保することが必要となる。5段階の障害のうち、最も重いグレード1の鎮守はオランダで馬を購入し、来季は欧州の大会に出場して馬とのコンビネーションを向上させる。

 2年後の本番まで、人馬一体となったレベルアップがどこまで進むかが注目される。

(畔川吉永、写真も)

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51074 0 トピックス 2018/11/27 15:00:00 2019/07/24 12:30:03 全日本パラ馬術大会で個人規定演技を行う鎮守美奈(24日)(兵庫県三木市で)=畔川吉永撮影 https://www.yomiuri.co.jp/media/2019/01/20181127-OYT8I50070-T.jpg?type=thumbnail

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