大賞 スキー 村岡桃佳

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「もっと速く、強く」平昌5種目表彰台

金メダルを獲得した村岡桃佳
金メダルを獲得した村岡桃佳
平昌パラリンピックで金メダルを獲得し歓声に応える村岡
平昌パラリンピックで金メダルを獲得し歓声に応える村岡

 「以前にもまして色々な障害者スポーツを見てもらう機会が増える中、評価をしていただいてうれしい。私の活動が、障害を持つ人や子供の何らかの活力になれば幸せなこと」と村岡は受賞についてコメントした。

 パラリンピックのヒロインに駆け上がった1年だった。高校生で大舞台に立ちながら、メダルを持って帰れなかった2014年ソチ大会での悔しさを糧に挑んだ平昌大会。4年間の厳しいトレーニングの末、「体の一部になった」というチェアスキーを巧みに操り、転倒を恐れない果敢な滑りを貫いた。その結果、全5種目で表彰台にのぼり、念願の金メダルも手にした。「自分が思っていたよりも良い成績」と、全ての力を出し切った満足感に浸った。

 帰国後は、2年後の東京大会にバトンをつなぐ存在として、パラリンピックのイベントに引っ張りだこになるなど、多忙なオフを過ごした。だが充実する毎日の一方で、負けん気の強い21歳の心に新たな気持ちが芽生えた。「金をとったのは1種目。ほかはいわば負けと同じなのでは――」

 新シーズンを前に道具に改良を加え、体幹を鍛える練習器具の負荷を変えるなど、トレーニング方法を見直した。陸上に打ち込んだ幼い頃から、常に目標とし、今でも意識の真ん中にあるのがパラリンピックだ。「次は(22年の)北京。それまでにもっと速くなりたいし、もっと強くなりたい」。世界の女子スキーのレベルは年々上がり、戦いは厳しくなるが、飽くなき思いで挑む覚悟を持っている。(畔川吉永)

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53340 0 トピックス 2018/12/11 15:05:00 2019/07/24 12:32:28 平昌パラリンピック。アルペンスキー女子大回転(座位)。金メダルを手に笑顔を見せる村岡桃佳。自身は銀一つ、銅二つに続く四つ目のメダルで「一番きれいで重みがある」と喜んだ。韓国・平昌五輪スタジアムで。2018年3月15日撮影。 https://www.yomiuri.co.jp/media/2019/01/20181211-OYT8I50108-T.jpg?type=thumbnail

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