東京パラへ経験値アップ…車いすフェンシング、京都でW杯運営

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W杯で競技台に車いすを固定するボランティア
W杯で競技台に車いすを固定するボランティア

 車いすフェンシングのワールドカップ(W杯)が12月13~16日、京都市で行われた。国内では初めての開催だったが、東京パラリンピックに向けて運営面で貴重な経験を積んだ。

 東京大会出場に必要なポイントが獲得できるため、W杯にはリオデジャネイロ・パラリンピック金メダルのベアトリーチェ・ビオ(イタリア)ら有力選手が参加。30近い国・地域から200人以上が出場し、選手数はパラリンピック以上の規模になった。東京大会会場の幕張メッセでのテスト大会は現在、予定されておらず、日本車いすフェンシング協会の小松真一理事長は「本番に向けて経験値を高めたい」とし、学生ら約40人のボランティアを動員するなどして大会運営にあたった。

 車いすフェンシングは、ルールは健常者のフェンシングとほぼ同じだが、選手は「ピスト」と呼ばれる競技台に車いすを固定して上半身で戦う。W杯では車いす1台につき、ボランティアが2~3人で固定する作業を行ったが、車輪の固定位置やバランスなどを細かく指示する選手もいた。

 大会や体験会で1年の経験がある千葉の大学生、高松朝稀さん(22)は「手際よく2分程度で固定するようになるのが理想」とし、初めての参加者をリードしていた。会場では車いすの移動補助や通訳を行うボランティアの積極的な姿が目立った。今回の経験を生かし、東京大会への参加を希望した人も多く、高松さんも「地元(千葉)で行われる車いすフェンシングに何らかの形で貢献したい」と話す。

 車いすフェンシングはパラ競技の中でも認知度は低いというが、小松理事長は「運営の参加者や観戦者に魅力の一端を知ってもらえた」と言い、培ったノウハウなどを東京大会につなぎたい考えだ。(畔川吉永)

56111 0 トピックス 2018/12/25 15:00:00 2018/12/25 15:00:00 車いすフェンシングのワールドカップで。競技台に車いすを固定するボランティア(京都市で)=畔川吉永撮影 https://www.yomiuri.co.jp/media/2019/01/20181227-OYT8I50103-T.jpg?type=thumbnail

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