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大賞に輝いた村岡は体調不良のために表彰式を欠席。ワールドカップ(W杯)と世界選手権(スロベニア、イタリア・1月21日~2月1日)に向け、「この賞を頂いた選手にふさわしい結果を目指して、さらに精進したいと思います」とのメッセージで決意を新たにした。
日本選手団旗手も務めたパラリンピック平昌大会では全5種目でメダルを手にし、重責を果たした。トレーニング方法や道具を改良して臨んだ今季は昨年12月に開かれた欧州でのカップ戦で3度3位に入った。「結果を求めながら、新しいことにチャレンジするシーズンにしたい」との思いを滑りで体現している。
4月からは大学院に進み、次の2022年北京大会に向け、競技者としてさらなる高みを目指す。「スキーを楽しむ気持ちは忘れずに、前に進みたい」。21歳の姿勢にブレはない。
(畔川吉永)