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国際パラリンピック委員会(IPC)は3月31日、8月の東京パラリンピック開幕直前に、ボッチャや陸上など10競技の選手を対象にした「国際クラス分け」を日本国内で実施すると発表した。
障害の種類や程度に応じて選手のクラスを確定させる作業は通常、パラ本番前に国際大会の場などで行われるが、新型コロナウイルス感染の影響で大会の中止や延期が相次ぎ、クラス分けが進んでいない競技が多い。
日本でも陸上やボッチャなど、東京パラ代表内定選手らのクラス分けが遅れている。IPCのアンドルー・パーソンズ会長は「競技の信頼性を保証するためにもクラス分けは重要。今回の決定を関係者が歓迎すると信じている」とコメントした。
クラス分けが実施される10競技は、陸上、ボッチャ、カヌー、自転車、視覚障害者柔道、ボート、シッティングバレーボール、水泳、車いすラグビー、車いすテニス。