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元Vリーガー・小松沙季さん、パラカヌー出場で「金」狙う

 
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 東京パラリンピックの聖火リレーが17日、静岡県内で行われた。公募などで選ばれた県内ゆかりの127人が家族や友人、ふるさとへの感謝を胸に聖火をつないだ。土石流災害や新型コロナウイルスの感染拡大で、公道走行が取りやめとなった熱海市と静岡市を走る予定だったランナーは、浜松市の四ツ池公園陸上競技場内で距離を縮めて走行した。御前崎―菊川間は全国唯一の公道区間となった。

 浜松市に拠点を置くバレーボールVリーグ女子「ブレス浜松」の元選手で、東京パラのカヌーに出場する小松沙季選手(26)は、「出るからには優勝を目指したい。パリ大会に向けていい通過点としたい」と意気込んだ。

手を振る小松さん
手を振る小松さん

 小松選手は高知県出身。高校、大学でバレーボールに打ち込み、卒業後の2017年、ブレス浜松に入団した。退団後、大阪府でコーチとして活動していた19年6月、突然、吐き気と手足のしびれに襲われて入院。「すぐに治るだろう」と思ったが、下半身に力が入らなくなり、2週間後には立つこともできなくなった。脊髄神経根炎と診断され、リハビリを続けた。

 転機は20年12月。パラスポーツの関係者から声がかかり、選手を発掘するための「測定会」に参加した。元Vリーグ選手という身体能力の高さで注目を集め、複数の競技団体から勧誘を受け、カヌーを選んだ。

 今年3月から本格的に練習を始め、5月にハンガリーで開催されたワールドカップに出場。5位入賞を果たし、東京大会の出場が決まった。予想外の結果に、「まさか」と驚いた。

 「挑戦」と、Vリーグ時代を支えてくれた浜松への「恩返し」の気持ちを込めて聖火をつないだ。気持ちを引き締め大舞台に挑む。

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2293413 0 東京パラリンピック2020速報 2021/08/18 09:30:00 2021/08/18 09:58:32 笑顔で手を振る小松沙季さん(17日午後7時58分、浜松市中区の四ツ池公園陸上競技場で)=浦上華穂撮影 https://www.yomiuri.co.jp/media/2021/08/20210817-OYT8I50148-T.jpg?type=thumbnail
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