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あの感動スピーチから8年 開会式旗手の谷、トライアスロンを「笑顔でゴールしたい」

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 24日に行われた東京パラリンピックの開会式で、日本選手団の旗手を務めるトライアスロン代表の谷(旧姓・佐藤)真海(39)(サントリー)は、過去3大会の走り幅跳びから、競技を変えて4度目のパラリンピック出場を果たした。「大会の開催も自分自身の出場も全てが奇跡的だと改めて感じている。開催国の日本代表選手として、さらに旗手として開会式に参加することが、夢のよう。感謝の気持ちをもって務めたい」と旗手の大役に意気込む。

ワールドカップで表彰台に立つ谷真海(左)
ワールドカップで表彰台に立つ谷真海(左)

 宮城県気仙沼市出身。中学校で陸上競技を始めた。早稲田大学に在学していた2001年の冬、骨肉腫を発症し、02年4月に右足膝下を切断した。03年1月から義足で走り幅跳びに挑戦するようになり、04年のアテネパラリンピックから3大会連続で出場した。

2013年9月のIOC総会でスピーチする谷真海(旧姓・佐藤)
2013年9月のIOC総会でスピーチする谷真海(旧姓・佐藤)

 東京大会招致の立役者の一人だ。東京開催が決まった13年9月の国際オリンピック委員会(IOC)総会のプレゼンテーションでスピーチを行い、英語で「スポーツの力」を訴えた。当時について「私は足を失いましたが、スポーツが生きる力を与えてくれました。これまで支えてくれた人への感謝の気持ちも込めて話しました」と振り返る。

 結婚、出産を経た16年、練習の一環で続けていたトライアスロンに転向し、17年には世界選手権で初出場・初優勝を飾った。

 パラトライアスロンは障害の種類や程度によってクラス分けがされており、切断やまひなどで肢体不自由な立位の選手が出場する「PTS4」のクラスでパラリンピック出場を目指していた。パラリンピックではこのクラスの種目が行わないことになり、同じ障害の種類でも、その程度がより軽い「PTS5」の種目に切り替えて挑戦。それでも代表の座を勝ち取ることができた。

 女子の「PTS5」は8月29日にお台場海浜公園で行われる。「トライアスロンでは初出場。不安と楽しみが入り混じっているが、全力を出し切って笑顔でゴールしたい」と、その日を待つ。

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2311414 0 東京パラリンピック 2021/08/24 21:35:00 2021/08/24 22:40:52 https://www.yomiuri.co.jp/media/2021/08/20210824-OYT1I50087-T.jpg?type=thumbnail
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