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メダル奪還目指すゴールボール女子、初戦落とす…静寂の中で繰り広げられる攻防

 
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 東京パラリンピックは25日、ゴールボールで2012年のロンドン大会金メダルの女子日本代表が初戦で強豪・トルコに1―7(前半1-3)で敗れた。

ゴールボール女子1次リーグの対トルコ戦で、ゴールを狙う萩原紀佳(25日、幕張メッセで)
ゴールボール女子1次リーグの対トルコ戦で、ゴールを狙う萩原紀佳(25日、幕張メッセで)

 バスケットボールとほぼ同じ大きさのボールの中には鈴が入っていて、静かな会場では、ボールが転がると「カラカラ」という音が聞こえる。目隠しをした選手は、この音や仲間の声、息遣い、足音などを頼りに守る。攻める方はボールに回転をかけたり、バウンドさせたり、ボールを持っていない選手が同時に動くなどして相手を惑わせる攻防が続く。

 会場では小学生やチームの関係者らが観戦する姿がみられた。試合中は「クワイエット・プリーズ」(お静かにお願いします)と呼びかけられると、静かにしなければならないが、試合が中断するタイムアウトやエンドの間には拍手したり、「ニッポン、ニッポン」とコールしたりする様子が見られた。両腕を高く掲げ、大きく手拍子して盛り上げる大会スタッフもいた。

 日本は3分に先制を許すが、すぐに萩原紀佳(国立障害者リハビリテーションセンター)のペナルティースローで同点に追いついた。しかしその後は、トルコの堅い守りに封じられて追加点を挙げることができず、トルコのポイントゲッター、セブダ・アルトゥノルクが放つスピードボールを後ろにはじいて、失点を重ねた。

 試合後、主将の天摩由貴(マイテック)は「最初に日本の失点から始まったが、決してやられてしかたないというボールでもなかった。もう少し我慢したかった」と振り返った。横浜などで活躍した元プロ野球選手の光則さんを父に持つ欠端瑛子(セガサミー)の武器は、体を一回転させて投げることで速いボールを投げられる「回転投げ」。この日は不発に終わり、「初戦で緊張もあって思うように投げられなかった。次の試合は先制して流れをつかみたい」と話した。

 女子はロンドン金の後、16年リオでは5位。東京はメダル奪還を目指す大会だ。次戦は27日、ブラジルと対戦する。

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2313801 0 東京パラリンピック2020速報 2021/08/25 18:41:00 2021/08/25 18:48:51 https://www.yomiuri.co.jp/media/2021/08/20210825-OYT1I50108-T.jpg?type=thumbnail
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