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富田初陣 2位通過…競泳男子400自

 
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競泳男子400メートル自由形予選、決勝に進出した富田宇宙=泉祥平撮影
競泳男子400メートル自由形予選、決勝に進出した富田宇宙=泉祥平撮影

 男子は400メートル自由形(視覚障害S11)予選で富田宇宙(日体大院)が4分35秒77の全体2位で決勝に進出。100メートル自由形(運動機能障害S4)予選の鈴木孝幸(ゴールドウイン)は同2位、100メートル背泳ぎ(視覚障害S13)予選の斎藤元希(国士舘大院)は同7位で勝ち進んだ。女子は100メートル平泳ぎ(運動機能障害SB8)予選で宇津木 美都みくに (大体大)が同6位で決勝へ。100メートル自由形(運動機能障害S5)の成田真由美(横浜サクラ)、由井真緒里(上武大)は予選敗退。混合200メートルリレー(運動機能障害)予選の日本(中村、日向、由井、成田)も同9位で決勝に進めなかった。

「思った以上」好加速

 32歳でつかんだ初めてのパラリンピック。その最初のレースとなる400メートル自由形の予選を終え、全体2位で決勝進出を決めた富田は「調子が上がってきている。気持ちよかった」と満足そうな笑みを浮かべた。

 隙のないレース運びだった。最初の50メートルを4人中2位でターンすると、持ち味の大きな泳ぎで加速し、100メートルではトップ。その後は一度も首位を譲らず、「予選は楽に泳ごうと思ったが、思った以上にスピードが出た」と振り返った。

 水泳を始めたのは3歳の頃。高校2年の時、徐々に視野が狭くなる網膜色素変性症が判明し、一時はプールを離れた。大学時代は競技ダンスにのめり込み、全国大会に出場した異色の経歴を持つ。

 大学卒業後、「障害者の知り合いを作りたい」とパラ競泳の世界へ。最初は趣味で楽しんでいたが、東京大会の開催決定で「加速度的に練習量が増えた」。本気でメダルを目指すようになった。

 病気が進行し、2017年に障害が軽いクラスから、光を通さない「ブラックゴーグル」の着用義務がある全盲のクラスになった。元々見えていたがゆえに暗闇の中を泳ぐ恐怖もあったが、地道な泳ぎ込みで克服。19年世界選手権では銀メダル2個を獲得するなど、着実にステップアップしてきた。

 「全力を出し切り、完全燃焼してメダルをとりたい。決勝はもっと(タイムを)上げられる」。予選で得た確かな自信を胸に、メダル獲得に挑む。(脇西琢己)

鈴木 連日の決勝

 前日の50メートル平泳ぎで銅メダルを獲得した鈴木が、2種目目も順調に決勝に進んだ。予選2組目に出場し、「1組目が遅かったので、予選からタイムを上げないといけない、というのもなかった。気が楽にレースに臨んだ」。金メダル候補だったイスラエル選手が失格となったこともあり、予選は全体2位で通過。「もっとこれから調子を上げていきたい」と、夕方に行われる決勝を見据えた。

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2316362 0 東京パラリンピック2020速報 2021/08/26 15:00:00 2021/08/26 15:00:00 競泳男子400メートル自由型で決勝進出を確実にした富田宇宙(26日、国立代々木競技場で)=泉祥平撮影 https://www.yomiuri.co.jp/media/2021/08/20210826-OYT1I50092-T.jpg?type=thumbnail
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