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女子500メートルタイムトライアル(運動機能障害C1~3)で、杉浦佳子(楽天ソシオビジネス)が39秒869で4位に入った。藤井美穂(同)は7位。男子1000メートルタイムトライアル(運動機能障害C1~3)では、川本
ロードへ手応え
4位と健闘した杉浦は「まさかの結果」と目を丸くした。C3の自身の日本記録を更新するだけでなく、パラ新記録をマーク。会心のレースだった。
クラスが異なる選手が出場し、実際のタイムに障害の程度に応じた係数を掛けたタイムで競い、250メートルのトラック2周で勝負が決する。課題のスタートはうまくいった。ロードレースで一気に加速するイメージでペダルを踏み、スピードに乗った。
50歳。年齢は、もちろん気になる。常に「昨日の自分より今日の自分」と言い聞かせ、練習一つとっても「自己記録」の更新を目標に取り組んできた。「普通は(記録や体力が)下がっていくと思うけど、上げていけたら最高だなって。そういう人生って、いいなと思う」
トラック2種目で自らの日本記録を塗り替え、5位、4位ときた。得意のロードに向けて期待は高まる。(平沢祐)