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小川、技あり「銅」…柔道女子70キロ

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柔道女子70キロ級3位決定戦でRPCの選手(下)に勝利し、銅メダルを獲得した小川和紗
柔道女子70キロ級3位決定戦でRPCの選手(下)に勝利し、銅メダルを獲得した小川和紗

 女子70キロ級の3位決定戦で、小川和紗(オー・エル・エム)がロシア・パラリンピック委員会選手に勝ち、銅メダルを獲得した。男子100キロ超級の正木健人(三菱オートリース)は敗者復活戦で敗れ、3大会連続のメダルはならなかった。男子90キロ級の広瀬悠(SMBC日興証券)、男子100キロ級の松本義和(オルソグループ)、女子70キロ超級の土屋美奈子(ギャラリー・ド・ポップ)も敗者復活戦で敗れた。

身長差利用 隙突く投げ

 頭一つ分は大きい相手に対し、小川は果敢に潜り込んだ。狙うのは徹底して磨いた担ぎ技。一瞬の隙を突き、一本背負い投げを繰り出す。相手の体が流れたものの、技ありを奪取(記録は体落とし)。本人にしては仕留め損なった感覚だが、「攻める柔道ができたので、まずは良し」。苦戦していた日本女子に今大会唯一のメダルをもたらした。

 練習会場に猫のぬいぐるみを持ち込んで話しかけている天然キャラの24歳は、物おじしないところが長所だ。元は今大会63キロ級代表の工藤博子(ユナイトアンドグロウ)と競っていたが、敗戦直後の2018年、プロの専属コーチとして工藤を指導していた仲元歩美さんに弟子入りを懇願した。

 仲元さんはあっけにとられつつ小川を受け入れ、提案したのが70キロ級への転向だった。身長1メートル51の小川は同級では飛び抜けて小さいが、「担ぎ技が上手。相手との身長差が広がった方が逆に有利かも」。その読みは当たった。

 今、憧れ、まねているのが、同じく小柄ながら東京五輪の女子78キロ超級を制した 素根輝そねあきら (パーク24)。「素根さんにもっと近づきたい」。目指すのはもちろん、パリ大会での金メダルだ。

 (波多江航)

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2324830 0 東京パラリンピック2020速報 2021/08/30 05:00:00 2021/08/30 05:00:00 柔道女子70キロ級3位決定戦でRPCの選手(下)に勝利し、銅メダルを獲得した小川和紗(29日、日本武道館で)=川崎公太撮影 https://www.yomiuri.co.jp/media/2021/08/20210830-OYT1I50016-T.jpg?type=thumbnail
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