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木村敬一、貫禄の突破…競泳男子200個人メドレー

 
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 予選が行われ、男子200メートル個人メドレー(視覚障害SM11)は木村敬一(東京ガス)が全体3位、400メートル自由形で銀の富田 宇宙うちゅう (日体大院)も4位で決勝に進んだ。鈴木孝幸(ゴールドウイン)は男子200メートル自由形(運動機能障害S4)の2位で通過。女子50メートル背泳ぎ(運動機能障害S5)の成田真由美(横浜サクラ)は1組4位の49秒72で、イタリア選手と同タイムの全体8位だった。男子50メートル背泳ぎ(運動機能障害S5)の日向楓(宮前ドルフィン)は10位、男子200メートル個人メドレー(視覚障害SM13)の斎藤元希(国士舘大院)は9位で敗退した。

初戦 序盤からリード

競泳男子200メートル個人メドレーで決勝に進出した木村敬一=川崎公太撮影
競泳男子200メートル個人メドレーで決勝に進出した木村敬一=川崎公太撮影

 日本競泳陣のエース、木村が満を持して今大会最初のレースに登場した。2019年世界選手権で2位に入った200メートル個人メドレー。2分32秒60の全体3位で予選を通過し、「朝からすごく緊張していて、何回出ても、パラリンピックは特別だなと思った」と語った。

 盛り上がった背筋に、割れた腹筋。しっかりと鍛えてきた様子が一目でわかる木村が、予選1組のスタート台に上がった。反応良く飛び込むと、得意のバタフライは全体トップの28秒57だった。「メインレースの100メートルバタフライの前半につなげられるような泳ぎをしたかった。悪くない」。その後は順調に上位をキープし、危なげなく決勝に進んだ。

 網膜 剥離はくり のため、物心がつく前の2歳で失明した。小学4年のときに始めた水泳が、人生の軸となってきた。3大会連続出場となった16年リオデジャネイロ大会は5種目に出場し、銀2個、銅2個のメダルを手にした。金メダルをつかめず、東京大会では疲労などを考慮して出場を3種目に絞ることにした。

 金メダルを追い求める理由はシンプルだ。「ただただ、僕が取ったことがないから欲しいだけ。この舞台で泳げる幸せを感じたい」。9月には31歳になる。最高の結果を出すための戦いが、始まった。(帯津智昭)

成田真由美 予選8位タイ…50背

 最後の種目に臨んだ成田は後半に大きく失速したが、1組4位、全体8位に滑り込み、もう一度泳ぐチャンスをつかんだ。現役最後と決めた今大会は、ここまでリレーを含み出場3種目すべて予選で敗れていた。50メートル背泳ぎは、2年前の世界選手権で4位に入った種目。「最後の最後。本当に肩が壊れてもいいので、思い切り泳いでいきたい」と、完全燃焼を誓った。

  ■200自鈴木孝幸「4個目」へ突破  今大会4種目目に臨んだ鈴木が、予選全体2位で夕方の決勝に進んだ。2組でスタート直後から世界記録を持つイスラエル選手に食らいつき、3位以下を引き離した。余裕を持ってゴールし、「前半はしっかり入り、後半は周りを少し見ながら、抑えて泳いだ。動きは悪くない」。これまでに出場した3種目は全てメダルを獲得しており、今回も表彰台を見据えている。

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2326121 0 東京パラリンピック2020速報 2021/08/30 15:00:00 2021/08/30 13:18:02 競泳男子200メートル個人メドレー予選、決勝に進出した木村敬一(30日、東京アクアティクスセンターで)=川崎公太撮影 https://www.yomiuri.co.jp/media/2021/08/20210830-OYT1I50092-T.jpg?type=thumbnail
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