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東京パラリンピックは第9日の1日、ボッチャ個人(脳性まひBC2)決勝で、杉村英孝(39)(伊豆介護センター)が、2016年リオデジャネイロ大会覇者のワトチャラポン・ウォンサ(タイ)を5―0で破り金メダルを獲得した。

ボッチャの日本勢は、リオ大会で杉村もメンバーだったチームが銀メダルを獲得しているが、個人種目で初のメダル。今大会の日本選手団全体の金メダルは6個となった。
杉村は8月31日の準決勝で12年ロンドン大会金のマシエル・サントス(ブラジル)との接戦を制した。決勝は正確なショットで終始優位に試合を進め、相手に1点も許さず完勝した。
杉村は静岡県伊東市出身。先天性脳性まひで、特別支援学校高等部3年の時に重度障害者向けのボッチャを本格的に始めた。パラリンピックはロンドン大会から3大会連続出場。