ニュース

「理想の自分」見つけた 福知山線事故 まひ越え…アーチェリー・岡崎

メモ入力
-最大400文字まで

完了しました

アーチェリー女子個人の準々決勝で敗れた岡崎愛子選手(1日、夢の島公園アーチェリー場で)
アーチェリー女子個人の準々決勝で敗れた岡崎愛子選手(1日、夢の島公園アーチェリー場で)

 JR福知山線脱線事故で首から下にまひが残る重い後遺症を負った岡崎愛子選手(35)(日本身体障害者アーチェリー連盟)が、アーチェリー女子個人に出場した。自分の目指す姿を一つずつかなえて道を切り開き、たどり着いた舞台だ。

 2005年4月25日、兵庫県尼崎市で大学に通う電車が脱線し、線路脇のマンションに衝突。 頸髄けいずい を損傷したが、一命を取り留め、「人生は中身。『自分がなりたい姿』を実現させていこう」と考えた。

 事故から約1年後に退院。友達と卒業したいと復学し、一人暮らしを始めた。就職活動の際に思ったのは「社会で生き生きとする姿」。車いすで採用してくれる企業を探し、6年間、出張や残業もこなした。

 「頑張ったら、パラリンピックに行けるんちゃう」。アーチェリー経験のある母の勧めで、13年末に競技を始めた。運動には自信があり、「パラで活躍する姿」を思い描いた。

 自身に合う装具を探し、試行錯誤を重ねて安定するフォームを追求。19年6月に代表内定後は「楽しく自分らしいプレーで表彰台」を目標に据えた。

 メダルには届かなかったが、試合後は「イメージと近い姿でできた」と笑顔を見せた。「事故で得られたこともいっぱいある。経験を伝えていきたい」(新田修、上田友也)

無断転載・複製を禁じます
スクラップは会員限定です

使い方
2333120 0 東京パラリンピック2020速報 2021/09/02 05:00:00 2021/09/02 09:49:03 アーチェリー女子個人の準々決勝で中国の選手に敗れた岡崎愛子(1日、夢の島公園アーチェリー場で)=池谷美帆撮影 https://www.yomiuri.co.jp/media/2021/09/20210902-OYT1I50039-T.jpg?type=thumbnail
続きを読む

「アーチェリー(パラ)」のニュース

パラリンピック 新着ニュース